ルイ・ジャドが手掛けるオレゴンワイン!
■フランス、ブルゴーニュの名門メゾン・ルイ・ジャドが手掛けるオレゴンワインです。2013年に取得した自社畑レゾナンス・ヴィンヤードは、ウィラメット・ヴァレーのAVAヤムヒル・カールトンにあります。まろやかでエレガントなオレゴンワインです。
■土壌:ウィラケンジー(古い海洋性の堆積物)、ヤムヒル(玄武岩土壌)
■醸造:ステンレスタンクにて約30日間発酵
■熟成:フレンチオーク樽にて15ヶ月熟成
■2016年ヴィンテージ 2016年は特に暖かく乾燥した生育期で、成熟に完璧な条件を与えた。ブドウは熟し、風味はよく発達した。9月初旬に収穫を開始した。マセラシオンはワインに素晴らしい凝縮感と力強さをもたらした。2016年は素晴らしいアロマの複雑さと調和の取れたタンニンの構成でバランスが取れている。
■テイスティングノート このワインの濃く明るい色は、レゾナンス・ヴィンヤードの計り知れない個性を見事に表している。ブラックチェリー、ワイルドブルーベリー、ブラックベリー、クローブ、高貴な木、スミレの香りの濃厚かつ繊細なノーズは、印象的な深みと凝縮感を表現している。バランスの取れた骨格とポテンシャルの高さを併せ持つ。
■パーカーポイント93点! 2016年レゾナンス・ヴィンヤード・ピノ・ノワールは、スミレ、砕いたブルーベリー、ボイセンベリー、アールグレイの茶葉、暖かい土、シナモンスティックのアロマで幕を開ける。ミディアムボディで力強く、熟したニュアンス豊かな果実味、巧みなフレーミングとフレッシュさがあり、香水のような長い余韻がある。これは美味しい!控えめなピノだが、果実味は非常に豊か。
■ジェームス・サックリング93点! 熟したレッド・チェリーを横切るリッチでスパイシーなオークの風味が豊かで、土っぽさもある。味わいは生き生きとして若々しく、歯ごたえがあり、コーラのような糸を引くレッドチェリーの風味がある。1~2年寝かせてみよう。 色調は濃い目のルビーレッド。香りは華やかで、ラズベリー、フランボワーズ、スミレ、スパイスなどの芳香。しっかりとした果実味で、豊潤、酸味は強くなく、タンニンも柔らかくてバランスが秀逸。ミネラル感もあり、知らなければ、ブルゴーニュのピノ・ノワールと間違ってしまいそう。とても美味しいピノ・ノワールです。あっという間に、飲んでしまいました!ブルゴーニュの名門ルイ・ジャドが手掛けるオレゴンワイン 1859年の創業より、ルイ・ジャドはピノ・ノワールの銘醸地フランス、ブルゴーニュでワインを造り続けてきました。そんなブルゴーニュの名門ルイ・ジャドが、2013年、アメリカ・オレゴンのヤムヒル・カールトンにあるレゾナンス・ヴィンヤードを購入し、新たな挑戦を始めました。ルイ・ジャドはこの冒険的ともいえる事業に踏み出す前に、何度も現地へ足を運びました。そして畑だけでなく、そこから生み出されるワインや働く人々などから、ルイ・ジャドの新しい出発に絶好の地と判断し、新しい事業へと乗り出したのです。このレゾナンス・ヴィンヤードを出発点としたプロジェクトを『レゾナンス』と称しました。
■壮大なプロジェクトのためのチーム この壮大なプロジェクトを遂行するためにふさわしいチームが必要でした。42年間ルイ・ジャドの醸造責任者を務めたジャック・ラルディエールとチボー・ガジェ(現マネージング・ダイレクター)が加わり、新たな挑戦を始めました。現在、レゾナンスの醸造には2017年にルイ・ジャド社から赴任したギヨーム・ラルジュが、統括にはチボーがあたり、新天地でのワイン造りに取り組んでいます。
■自社畑の拡大 2013年、最初に購入したレゾナンス・ヴィンヤードはウィラメット・ヴァレー地区にあるA.V.A.ヤムヒル・カールトンにあります。畑は海岸山脈を起点に西から東へ低く伸びる尾根の凸部にあり、土壌は主にウィラケンジー(古い海洋性の堆積物)とヤムヒル(玄武岩土壌)で構成されています。1981年に最初の自根によるブドウが植樹されました。 2014年、2番目に取得した畑は、A.V.A.ダンディー・ヒルズにあるデクヴェルト・ヴィンヤードです。鉢状の地形にある南向きの畑は、ジョリー・ローム土壌で構成されています。その後も、ウィラメット・ヴァレーをメインに優良な自社畑の拡大に努めています。