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■品種:カベルネ・ソーヴィニョンほぼ100%、年により少量のカベルネ・フラン、メルロ、プティ・ヴェルド
■畑:オークヴィル&ナパ・ヴァレー(ハーラン・グループが使うナパ・ヴァレー各地区の畑)
■葡萄:ハーラン・エステート、ボンド、プロモントリーの葡萄の若木~15年樹はマスコット専用として収穫
■醸造:コーリー・エンプティング(ワイングローイング・ディレクター)&ハーラン・グループ・チームがマスコット専用に醸造・熟成。その過程で何度も全てのチームでテイスティングを繰り返し、ハーラン・グループの各ワイナリーの将来の姿として参考にされる。他のワインより1年遅くリリースされる。発酵は木樽、コンクリート、ステンレスタンク、熟成は仏産225L樽(新樽を含む)と、ストッキンジャー大樽で熟成(約3年)。最終ブレンド、瓶詰め後1年以上を待ってリリース。
■2019年ヴィンテージは、1月から4月の4か月間760mm近い雨が降り、土壌に十分な水分量を蓄え若いブドウ樹は生き生きと生育期の準備ができた。開花期の天候に恵まれ、夏の初めは暖かく乾燥した気候となり、樹勢をうまく管理して果実の成長に集中させることができた。収穫は9月中旬から始まり、1か月強をかけて、各畑の葡萄の成長度合いをよく見て、収穫の間隔を細か区切って行われた。
■テイスティングコメント ダークフルーツ、紅茶、ハーブの香りが奥深くから浮き上がり、口当たりは、パウダリーで穏やかながら、タンニンが中心に深く密度を持って凝縮しており、口に含んだ後その力強さがじわじわと現れてくる。余韻には強いエネルギーを感じさせ、鮮やかな赤紫系の果実のディテールが華やかに開いていく。ハーラン・グループの血統に忠実な高貴さと偉大さを持ちながら、親しみやすさも演出。
■ザ・マスコット・ストーリー(ウィル・ハーラン談) 子供の頃から、ハーランの畑で遊びまわり、葡萄を手でつまみ、樹から直接もぎった葡萄を食べて育ちましたが、実際には私がワインを造ることに情熱を注ぐことになるとは思っていませんでした。皆様ご存知の通り、私の家族はハーラン・ファミリーとして素晴らしいワインを長年造り続けており、私はまだこのビジネスに入ったばかりです。しかし、数年前から興味本位で初めていたことが、私がこのワイン業界に入るきっかけになるとは思いもよらないことでした。2008年から正式にリリースされ、2012年からは収穫から、ワイン醸造、ブレンドに至るまで、私自身がハーラン・チームと共に経験を積み始めました。 このプロジェクトの初めは、ハーラン・ファミリーの造るワインの中で、ハーランとしてリリースせず、売却する若木からのワインの樽をいくつかセレクトし、ハーラン・チームの指導の下、自分でブレンドし、家族や友達と楽しんでいたものです。名前もラベルもありませんでした。 2008年ワイン名、ラベルが決まり、正式リリースとなりました。 2020年からは、ハーラン・グループ200年構想の一貫として、年々クオリティが高くなるハーラン、ボンド、プロモントリーの若木~15年樹齢程の葡萄をザ・マスコットとして生産を一定量まで造る。各ワインが今以上に樹齢の高い樹のみから造るように、根底からハーラン・グループを支えるワインに進化し、すべての血統を受け継ぐの高い樹のみから造れるように、根底からハーラン・グループを支えるワインに進化し、すべての血統を受け継ぐ