粒選りの甲州種を、乾燥させ、干葡萄を絞ってつくったヴィンサント。素朴な味わいの中に、おおらかで奥行きのある豊かさをお楽しみください!
粒選りの甲州種を、乾燥させ、干葡萄を絞ってつくったヴィンサント。秋に収穫した葡萄を、粒についた軸ごと一粒一粒はさみで軸からはずし、網状の板に並べます。2週間ほど乾燥させた後、干し葡萄になった果粒を、足でつぶして発酵させます。ふつふつと酵母がわいた後は、1年から3年、発酵が終わるのを気長に待ちます。ワインが完成すると、その量はもとの葡萄の10〜8分の1程度。膨大な手間や時間のかかった、聖なるワインにふさわしい、とても貴重なデザートワインです。素朴な味わいの中に、おおらかで奥行きのある豊かさをお楽しみください。 容量:375ml
●相性の良い料理:フォアグラのテリーヌ 金柑のジャム、鶏レバーのムース グリヨットと共に、クレープ・シュゼット、パン・デ・ピス、ババ・オ・ラム、クレーム・ブリュレ、みたらし団子、信玄餅、ブルーチーズにハチミツを添えて
ワインメーカーより
「ロバの足音」の原料となる日本固有品種・甲州種の葡萄は、勝沼の契約栽培農家さんの畑で収量を低く制限され(35hl/ha)、完熟を待ってできる限り遅い10月下旬〜11月上旬頃収穫されます。収穫された葡萄はまんべんなく乾燥するよう手作業で軸ごと細かくカットされ、干椎茸を並べるためのエビラに平らに並べられます。その後、エビラごと椎茸乾燥機で乾燥させ、乾燥により糖度が約16度から40度台まで凝縮された葡萄は、小型タンクに移され、ドイツにおけるトロッケンベーレンアウスレーゼの手法と同様に、前年産のワインで潤し数日間マセラシオンします。圧搾して得られる果汁は非常に微量で、換算すると7hl/haという希少なものです。約18℃で醗酵は始まり、その高い糖度のため約6ヶ月続きます。醗酵終了後、酵母が安定したらオリ引き、そして熟成。醗酵が始まってから10年以上経った後、ようやくビン詰の段階となります。フランス、ハンガリー、ドイツの貴腐ワイン、イタリアのヴィン・サントなど素晴らしいワインへの敬意のもと造られたデザートワインです。 保存方法 冷暗所 販売者 亀田産業株式会社 栃木県宇都宮市川田町432※こちらの商品は季節を問わずクール便での配送となるため、別途送料がかかります。
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