Corton Bressandes コルトン ブレッサンドの区画コルトンは、コート・ド・ボーヌで唯一の赤のグラン・クリュです。コルトン・ブレッサンドの区画は、コルトン・グラン・クリュの丘の下側に位置しています。南東に面しており、わずかな傾斜があるため、ピノ・ノワールのブドウは石の多い石灰質の粘土質の土壌で育ちます。半分は樹齢50年、残りの半分は60年です。これらの低収量の古木からは、コルトンのブドウ畑の力強さと力強さが、ピノ・ノワールのフィネスとエレガンスによって和らげられた、素晴らしいワインが生まれます。ブドウ栽培、ワイン製造と熟成について冬の終わりに耕し、その後自然に草を生やして土壌を侵食から守り、有機物を土壌に蓄えます。ブドウの生育に影響を与える植物をコントロールするため、畝の下を手作業で除草しています。太陽が昇る東側の葉を手で刈り取っています。剪定方法はシングルギヨー。畑で手摘みされ、選別された後、100%除梗され、上部開放式のオーク樽に入れられます。浸漬と醸造は15日~18日の間に行われます。アルコール発酵中は、毎日パンチンダウン(攪拌)とポンピングオーバーが行われます。新樽を30%含むオーク樽で16~18ヶ月間熟成させます。マロラクティック発酵は100%まで行われます。ワインについてマゼンタの濃度を持つ濃いルビー色。豊かで複雑なブーケは、ブルーベリー、レッドカラント、キルシュなどのフルーティーな香りやスミレなどのフローラルな香りに加えて、下草、動物、革、毛皮、コショウ、甘草などの香りが感じられます。味わいは、パワフルでフルボディ、熟成能力の高い構造を持っています。堅固で豊かなコルトンは、ブルゴーニュを代表するワインで、官能的でありながら構造的にも非常に複雑なワインです。間違いなく、味の濃い肉類との相性は最高で、力強さと強烈な風味という同じ鍵を握っています。牛肉のローストやグリル、鳥や動物のローストや煮込み、そしてもちろんソースとの相性は抜群です。 生産者ドメーヌ ポワゾDomaine Poisotワイン名コルトン ブレッサンド グラン クリュCorton Bressandes Grand Cruヴィンテージ2020容量750ml ロマネ コンティの真隣 超優良区画を所有する新興ドメーヌ ドメーヌ ポワゾ Domaine Poisot 次世代ブルゴーニュのスター「ドメーヌ・ポワゾ」は、2009年がファーストヴィンテージという新興のドメーヌです。しかしながら、所有する畑はロマネ・サン・ヴィヴァン、コルトン・シャルルマーニュ、 コルトン・ブレッサンドの3つのグランクリュとペルナン・ヴェルジュレスのヴィラージュ、 プルミエクリュのアン・カラドゥと、そのラインナップは超豪華。中でも特に注目されているのはロマネ・サン・ヴィヴァンで、ポワゾが所有する区画は、ロマネコンティの真隣に位置しています。 ドメーヌとしての歴史こそ浅いものの、ポワゾ家は20世紀初頭にルイ・ラトゥールから 畑を相続し、代々受け継いでいるため、これだけのラインナップが可能となっています。日本へは以前よりごく少量しか輸入されておらず、知る人ぞ知る生産者ですが、 ニール・マーティンら評論家からも高く評価されており、 アメリカやイギリスでは既にトップスターとしての位置付けです。リュット・レゾネで栽培、黒ブドウは除梗し、新樽率は控え目。 ヴォリューム感とエレガンスの両方を備えたバランスの良さに定評があります。 ドメーヌ ポワゾ 一覧へ