オーディオネットワーク向けに最適なL2スイッチ
SWR2311P-10GDanteに最適な設定とPoE給電可能なインテリジェントL2スイッチPoE給電可能なポート : ポート#1-8LAN/SFP コンボポート : ポート#9,10
※LANポートとSFPスロットは排他利用となりますPoE 給電対応ポートで同時にそれぞれ最大30W給電(全体240W)SWR2311P-10Gは、PoE給電が可能なインテリジェントL2スイッチです。ネットワーク分野とプロオーディオ分野におけるヤマハのノウハウを統合し、オーディオネットワーク向けに最適なL2スイッチとして開発しました。Windows対応のソフトウェア「Yamaha LAN Monitor」を用いて、監視、制御できる他、WebGUIによる可視化機能「LANマップLight」を搭載し、コマンド入力による設定ではなく、グラフィカルな画面でスイッチの設定が可能です。
■ Dante最適化機能とPoE給電インテリジェントL2スイッチ『SWR2311P-10G』は、Audinate社が開発し世界的に活用されているデジタルオーディオネットワーク「Dante」に対応し、設定・監視・管理・運用を簡単に行え、より安定したネットワークの構築を実現するインテリジェントL2スイッチです。シンプルなシステムであればあまりネットワークを意識する必要ありませんが、システムが大規模化すればするほど、より安定したDanteネットワークを構築するためにスイッチの設定をDanteに最適化する必要があります。SWR2311P-10Gを使用することで、QoSやIGMP Snoopingなどの必要な設定を行えます。また、VXL1B-16P、VXL1W-16PをSWR2311P-10Gと接続すると、LLDP
※を利用して、Danteに最適な設定を自動的に行います。また、SWR2311P-10GのPoE対応ポートは、全ポート同時に最大30WのPoE給電に対応します。シグナルプロセッサーMTX/MRXシリーズのボリュームコントロールに使用するウォールマウントコントローラー「MCP1」やワイヤレスアクセスポイントなどのPoE対応機器はもちろん、より高出力な給電を必要とするDante PoE パワードスピーカー『VXL1B-16P』『VXL1W-16P』を一台のスイッチでシンプルなワイヤリングと効率的な運用を実現します。
※LLDPは、隣接機器と自身の機器との間で、装置の管理情報を受け渡すためのプロトコルです。
■ ネットワーク全体を監視可能な「Yamaha LAN Monitor」「Yamaha LAN Monitor」を用いて、ネットワークトポロジー(接続形状)を可視化し、各スイッチとDante対応機器の接続状況を確認することができます。L2スイッチ SWR2311P-10GにWindows対応PCを接続して「Yamaha LAN Monitor」ソフトウェアを立ち上げるだけで、ヤマハスイッチ、ヤマハ無線LANアクセスポイントのポートの状態、帯域使用量、PoE給電状態などを確認できるほか、PoE給電のオフ/オン操作、導入時と現在のネットワーク状況の差異を異常と見なして通知するスナップショット機能など、すばやいトラブルシューティングを行うことが可能です。また、ヤマハ独自の通信プロトコル「L2MS」を活用することで、SWR2100Pシリーズ、SWP1シリーズなどヤマハネットワーク機器をレイヤー2レベルで管理することができます。
■ トラブルシューティングに役立つスナップショット機能スナップショット機能により、機器導入時のネットワーク状況を保存することができます。一度スナップショットを保存すれば、その後は継続的に設定を監視し、保存されたスナップショットとの比較を行います。ケーブルが抜けている、機器の電源が落ちている、接続方法が誤っている、などの差異を異常と見なし、通知を出します。これにより、速やかにトラブルシューティングを行うことができます。
■ アイコン、ラベル、コメント等で分かりやすく表示IPやMACアドレスだけでスイッチの接続機器を認識するのは難しく、トラブルの原因にもなります。「Yamaha LAN Monitor」上では、Dante機器にDanteアイコンを表示したり、事前にDante Controllerソフトウェアで設定したデバイスIDを表示することができます。さらに、ラベルやコメント欄に機器の設置場所をメモしておくこともできます。
■ 「LANマップLight」によるネットワークの可視化SWR2311P-10GはWebGUI
※による可視化機能「LANマップLight」を搭載しており、コマンド入力による設定ではなく、グラフィカルな画面でスイッチの設定が可能です。またWebGUIによるPoE機器の動作監視設定や異常があった場合のPoE機器の再起動、異常を通知するメール設定など、充実したモニタリング機能を搭載しています。また、ヤマハ独自の通信プロトコル「L2MS」により、SWR2311P-10G、SWR2100Pシリーズ、そしてSWP1などのヤマハネットワーク機器とそれらに接続されたネットワーク機器のIPアドレスを一画面で確認することができますので、システム設計から保守まで幅広く活用することができます。
※ Web GUIにはYamaha LAN Monitorからログインしますので、あらかじめYamaha LAN Monitorをインストールしてください。
■ microSDカードでバックアップやファームウェアをアップデート内部に蓄積したデータのバックアップやファームウェアの起動・更新手段として、microSDカードが使用可能です。
■ 光ケーブルでの接続性を確保100mを越えるDante機器間の接続を求められる環境に対し、遠距離通信用SFPモジュール「SFP-SWRG-SX」と「SFP-SWRG-LX」を使用することで、伝送損失が少ない、電磁ノイズを受けにくい等、長距離通信における信頼性を提供できます。