5世代に渡って続く、ブルゴーニュの老舗大規模メゾン。
こちらは、多数あるシチリアのブドウ品種の中でもポテンシャルの高い、グレカニコとインツォリアを、10日間醸して造るオレンジワイン。マセレーションによってワインはよりリッチに、開けたてから果実味が広がる飲みやすいスタイルとなっています。エキゾチックなフルーツの香りや強いミネラル感が特徴。魚や牡蠣などの海鮮料理や、個性が強いエスニック料理とも相性が良い華やかな1本です。 産地:イタリア/シチリア 品種:インツォリア50% グレカニコ50% 容量:750mlコス Viticoltori in Vittoria COS 5世代に渡って続く、ブルゴーニュの老舗大規模メゾン シチリア、ヴィットリアの地で誰にでも手の届く価格帯で美味しいワインを届けたいというのがC.O.S.のポリシーです。 コスの創業は80年代、高品質少量生産ワイナリーは皆無でした。 ブレンド用白ワインの供給地とされていたこの地域で、高品質ワイン造りを志し学生時代の仲間3人でワイナリーを立ち上げました。 醸造所にはバリックが並び、最先端の醸造技術が導入された、その結果、無名の造り手コスは90年代に入ると一気に評価を上げ、名声はシチリア内に留まらず、イタリア全土、更には海外でも高い評価を獲得していき、チェラスオーロ・ディ・ヴィットリアを代 表する造り手となったのです。 しかし、ジューストとティッタの挑戦はここで終わりませんでした。 『ワインを作ること自体は無意味だと思っている。僕等が興味を持っているのは、このヴィットリアのミネラル、土壌の力強さと自分達のキャラクターをワインで表現すること 更に栽培、醸造に関しても自然に任せたワイン造りへと傾倒していきました。畑では一切の薬剤を排除。除草剤も使用しない。醸造所からはバリックが消え、大量のアンフォラが地中に埋まり、ステンレスタンクから伝統的セメントタンクに変わっていきました。 なんと現在はほぼ全てのワインがアンフォラ又はセメントタンクでの発酵、熟成!樽等の外部からの要素をできる限り削ぎ落とし、シンプルな中にも深みを感じさせるワイン。より研ぎ澄まされたような印象を受けます。