生産地 イタリア ヴェネト州 品種 トレッビアーノ・トスカーノ70%、ガルガーネガ30% 麦わら色ですが、熟成とともに深い金色に変わっていくでしょう。野生の花、アカシアのハチミツ、ミックスナッツと火打ち石の香り。口中では、ハーブとリンゴの印象を持つ香り高い風味があるため、程よい甘さが感じられます。全体を覆う火打ち石的なミネラル感があり、このワインに素晴らしいバランスと長く続く余韻を与えています。 良く合う料理: ブルーチーズ、チョコレートムース、ヨーグルト、ミックスナッツなどとよく合いますが、単独で飲むのも素晴らしいです。「ヴェネト州の至宝」の誉れ高きジュゼッペ・クインタレッリの元で10年修行 Azienda Agricola Zyme アジエンダ・アグリコーラ・ジーメ イタリア / ヴェネト州 ワインコンサルタントとして活躍してきたチェレスティーノ・ガスパーリが2003年、満を持して立ち上げたワイナリー。 ジーメはギリシャ語で、酵母や発酵を意味する言葉。固有品種のリサーチや遺伝子の研究を行ってきたチェレスティーノが、原点に立ち戻ってテロワールを表現したいという気持ちがこもっています。フラッグシップ・ワインの"ハーレクインHarlequin"2003は、「ワイン・アドヴォケイト」で95点を獲得しています。ワインのほか、グラッパやオリーブオイルも高い評価を得ています。 「自然と対話しながらワインを造りたい」というのが、チェレスティーノのポリシーです。ヴェローナ近くのヴァル・ディラージに代々伝わる畑を遊び場として育った彼は、根っからの栽培家です。 1986~1997年には、「イタリア・ヴェネト州の至宝」と称される造り手、ジュゼッペ・クインタレッリのもとでワイン造りを学びました。同時にAISイタリア・ソムリエ協会、ONAVイタリアワインテイスティング組織などさまざまなプログラムに参加した後、ワインコンサルタントとして独立、多くの有名ワイナリーと仕事をするなかで、テロワール、そして自分自身の個性を詰め込んだワインを造りたいとの思いが募ってきたのです。 1999年にワイナリーを立ち上げ、2000年には現在のパートナー、フランチェスコ・パリージが参加、2005年にはワイナリーが完成しました。 フラッグシップ・ワインのハーレクインHarlequinは、イタリアの北東部に位置するヴェネト州の固有品種を伝統的な製法で仕上げたワインです。手摘みで収穫した何種類もの葡萄をホールクラスターでプレス、野生酵母を使ってセメントタンクで自然に発酵。常に葡萄の状態に気を配りながらタイミングを見計らってバリックに移して、最低2年半の時を経てボトリング。瑞々しい赤果実の香りに加えて、オリエンタルなスパイスやハーブ、チョコレートの風味が加わったエレガントなワイン。