天才的テロワールの表現者
「サヴィニー・レ・ボーヌ」は、「ボーヌの傍ら」という意味を持ち、コード・ド・ボーヌ地区の北部に位置する産地です。全生産量の9割を赤ワインが占め、繊細さと果実感の調和が取れた上品さが特徴のピノ・ノワールが造られます。 生産地:フランス/ブルゴーニュ 品種:ピノ・ノワール 容量:750mlバンジャマン・ルルー Benjamin Leroux ポマールのドメーヌ・コント・アルマンの責任者として名声を博したのち、バンジャマン・ルルーはイギリスからの資本協力を受け、2007年に小規模なネゴシアンをボーヌの地で立ち上げました。ワインはコート・ドール産のものに限られています。村はシャサーニュ‐モンラッシェからジュヴレ‐シャンベルタンまで、契約栽培の関係を築いていくのが目下の目標ですが、将来的にはブドウ畑の購入も考えています。 この極めて才能豊かな栽培醸造家の持つ将来性にはワクワクさせられます。バンジャマンは、果実の純粋性と極めて滑らかな口あたりをワインで表現する達人で、オークのニュアンスはほんのわずかしか感じさせないようにしています。バンジャマンのお気に入りの白ワイン用ブドウ畑のひとつが、オーセイ・デュレスとムルソーの村境に位置するレ・ヴィルイユです。この畑のワインでは、ムルソーの特徴である重量感が、オーセイ・デュレス脇の渓谷地の特徴であるフレッシュなミネラル風味によって、肉付けされているのです。