強胸汗散は、漢方の古典、傷寒論収載の柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)に基づいて作られた準拠漢方処方で、胸脇(肝部)のつかえ、食欲不振、頭痛のあるものを目標にします。 〔製造発売元〕 剤盛堂薬品 〔包装〕 60包 〔効能・効果〕 胃酸過多症、急性慢性胃カタル、感冒、気管支炎 〔用法・用量〕 1日3回 (分包品) (ボトル品) 大人(15歳以上) 1包 1.5g(添付のサジ1杯) 10歳以上15歳未満 2/3包 大人の2/3の量(1.0g) 5歳以上10歳未満 1/2包 大人の1/2の量(0.75g) 5歳未満 1/3包 大人の1/3の量(0.75g) 〔用法・用量に関連する注意〕 1.用法・用量を厳守すること。 2.小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。 3.1歳未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させること。 〔成分・分量〕 強胸汗散3包中 エキス(カンゾウ0.415g・ケイヒ0.692g・ シャクヤク0.692g) 2.249ml(固形物0.173g) エキス(ショウキョウ0.601g・タイソウ0.601g・ ハンゲ1.202g) 8.414ml(固形物0.120g) オウゴン末 0.601g カンゾウ末 0.361g ケイヒ末 0.601g シャクヤク末 0.601g ニンジン末 0.601g サイコ末 1.442g 〔使用上の注意〕 してはいけないこと 1.次の人は服用しないこと 生後3ヶ月未満の乳児。 相談すること 1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談すること (1)医師の治療を受けている人。 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。 (3)今までに薬により発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。 2.次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること (1)服用後、次の症状があらわれた場合 関係部位 症 状 皮ふ・・・発疹・発赤、かゆみ その他・・・頻尿、排尿痛、血尿、残尿感 まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。 症状の名称 症 状 間質性肺炎・・・せきを伴い、息切れ、呼吸困難、発熱等があらわれる。 肝機能障害・・・全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。 (2)1ヶ月位(急性胃カタルに服用する場合には5〜6回、感冒に服用する場合には1週間位) 服用しても症状がよくならない場合 〔保存上の注意〕 1.直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること。 2.小児の手の届かない所に保管すること。 3.他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる) 4.分包品において1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用すること。