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パオロ・スカヴィーノは、バローロ産地の発展の歴史にその名を刻む、バローロの生き証人たるワイナリーです。 今では「王のワインにして、ワインの王」と呼ばれるほどの華やかな名声を誇るバローロですが、1960年代まではそのブドウを造る農民の多くは貧しい栽培農家でした。彼ら小作農が造るブドウは大手メーカーに買い叩かれ、貧困を極めていました。その時代に多感な思春期を過ごした現当主のエンリコ・スカヴィーノは、10代後半からワイン造りに情熱を持ち、真のバローロの美への探求を始めます。周りの小作農が大手に依存する中、彼は大手メーカーとの関係を断ち、全てのブドウを自ら醸造することでバローロという産地の新たな可能性を見出します。1978年、複数の畑のブドウをブレンドする伝統的な造りとは別に、単一畑のブドウのみで造るテロワールを重視したバローロを先駆的にリリースしました。 究極のテロワール・バローロを実現させるため、エンリコは栽培だけでなく醸造にも革新的な手法を取り入れます。デリケートな抽出を可能にする回転式発酵タンクの導入、樽熟成の試み等、ブドウ本来のピュアで生き生きとした味わいを引き出す醸造にこだわりました。パオロ・スカヴィーノが受けた世界からの高い評価の数々は他の小作農たちを鼓舞し、彼らもエンリコに続いて先進的な試みを行います。伝統だけに囚われず、テロワールの表現を重視するバローロを確立させた造り手たちは「バローロ・ボーイズ」と呼ばれ、バローロの歴史にとって大きな転換点となる変革をもたらしました。 テロワール・バローロの革新的旗手となったパオロ・スカヴィーノが生み出すワインは、2014年に世界的なワイン評価誌において、世界最高得点(100点満点)だけでなく「完璧なワインが存在するならこれ以外にはない」と言わしめるほどの高い評価を獲得しました。名声を恣にする華やかなワイナリーとなった後も、当主エンリコは稼いだお金をすべて畑の購入へつぎ込み、時間の許す限り畑を歩きブドウの樹の一本一本と対話し続ける、非常に敬虔で勤勉な一人の農民であり続けています。このエンリコの姿こそ、今日のバローロで最高峰とされるパオロ・スカヴィーノの究極の美をもつワインを生み出す源なのです。 世界最高100点満点を獲得、「完璧なワインが存在するならこれ以外にない」と評され、世界中の名声を恣にする、バローロの雄 パオロ・スカヴィーノが生み出すバローロは、2014年に世界的なワイン評価誌「ワイン・エンスージアスト」において、世界最高得点(100点)を獲得し、「完璧なワインが存在するならこれ以外にはない」と評されました。また2022年にも「ジェームズ・サックリング」のイタリア部門において、ルーチェ、ビオンディサンティを差し置いて100点満点でNo.1を獲得しています。 綺羅星のごとき数々の著名畑を所有し、それらのテロワールの表現に徹底的にこだわるスカヴィーノのバローロは、1980年代から現在に至るまで、常に最高峰として世界中のリスペクトを集めています。 長年、敬虔な農民としてブドウ栽培に一生を捧げ、先駆的に単一畑バローロを生み出すことで、農家の誇りとバローロの誇りを再興した旗手 ほとんどの栽培農家がブドウを大手ワイナリーに安値で買い叩かれ貧困にあえいでいた時代、パオロ・スカヴィーノは勇気を持って、1960年代後半にワイン造りを開始、70年代前半には単一畑キュヴェの醸造を始めました。 折しも、時代はロバート・パーカーをはじめ、ワイン・ジャーナリストたちが世界的なワインの「潮流」を生み出し始めたとき。スカヴィーノの単一畑キュヴェは、イタリア市場より先に国際市場で高く評価され、その名声は世界中に広まり、バローロの偉大さを世に知らしめました。 スカヴィーノの勇気と信念に満ちた成功は、バローロ地区の多くの栽培農家に刺激を与えます。彼らは、ブドウを買い叩かれる現状を脱し、スカヴィーノに倣って質の高いブドウを栽培し、最先端の醸造技術を導入し、優れたワインの生産に挑戦。こうして、バローロ全体の品質と農家の地位が飛躍的に向上していきました。 当主エンリコが自身のサインを入れる自信作 バローロでも最高峰の10の単一区画のみをブレンドした究極のベーシック・バローロ パオロ・スカヴィーノは、著名なネッビオーロ種だけではなく、バローロ地区の土着品種であるバルベーラ種、ドルチェット種などの栽培にも力を注いでいます。 ベーシック・バローロのラベルの下部には唯一、当主エンリコのサインが記されており、本人もブレンドバローロにも誇りを持っている証だと語っています。バローロを代表する4つの村(カスティリオーネ・ファレット、バローロ、セッラルンガ・ダルバ、モンフォルテ・ダルバ)の最高峰の10の単一区画のみを贅沢に使用。 大手によるブレンド型バローロは、エリア内のあらゆる品質のブドウを用いて第量生産するのに対し、スカヴィーノは単一区画を名乗ることが許される別格区画(クリュ・バローロ)のみをブレンドする形、例えるなら特級畑のみによるブレンドという形です。 最もベーシックなバローロに単一区画のみを用い、エンリコ自らのサインをラベルに刻む、この姿勢こそが、スカヴィーノがバローロのワインを愛してくださる方々に向けたメッセージなのです。 ITEM INFORMATION 世界最高評価100点満点生産者が バローロ認定区画のブドウのみで造る 数倍の価格のバローロを超える 圧倒的品質の別格ベーシック赤 PAOLO SCAVINO Vino Rosso パオロ スカヴィーノ ヴィーノ ロッソ この価格にして、ワイン・スペクテーター誌でも92点を獲得している、バローロの伝説が醸すスーパー・ロッソ。 バローロ認定区画のみで造られるネッビオーロ種に、ピエモンテの地元ブドウであるバルベーラとドルチェットを40%、メルローを20%加えることで、格落ちとしているプレミアム・ベーシックです。ネッビオーロ種が与えるバローロらしい個性に加え、他ピエモンテの土着品種が複雑性や豊かな果実味を補う、まさに「スーパーベーシック・ピエモンテ」と呼ぶに相応しい一本。イタリア最高級赤ワインの代名詞「バローロ」で最高得点を与えられた、伝説の生産者が生み出す、価格の何倍にも値する究極のロッソです。 バローロ地区の最良の畑で、最良の栽培を70年以上続けるスカヴィーノの若樹のブドウをブレンドすることで、フレッシュ、チャーミングでフード・フレンドリーでありながら、バローロ地区のネッビオーロ種特有の気品と重厚性も併せ持つ、至極の逸品に仕上がっています。 Tasting Note 紫がかった輝くルビー色で、サクランボやスパイスの香りが強く長く続きます。香りも味わいもフレッシュながら、はっきりとしたストラクチャを持ちます。フード・フレンドリーで、野菜料理やアンティパスト、白身の肉や魚料理、ヤギのチーズまで、様々な料理に寄り添う一本です。
■ワイン・スペクテイター誌/92点(VT2019) 商品仕様・スペック 生産者パオロ・スカヴィーノ 生産地イタリア/ピエモンテ 生産年2022年 品 種ネッビオーロ40%、バルベーラ20%、 ドルチェット20%、メルロー20% テイスト辛口 タイプ赤 / ミディアムボディ 内容量750ml 土 壌主に石灰・粘土、一部砂 醸 造マセラシオン、マロラクティック醗酵。ステンレスタンクで6ケ月熟成。 提供温度12-14℃ 合うお料理チキンソテー、焼き鳥(塩)、牛肉のラグーパスタ