ショップ オブ ザ イヤー 2023ワイン大賞受賞
フォンタナビアンカは、ランゲの中心地で、バルバレスコ、ドルチェット、バルベーラ、モスカートの4つのワイン産地としても知られる、ネイヴェ(ピエモンテ)村で1969年に誕生しました。 この地域は、ワインを生産するのに理想的な環境に恵まれブドウ栽培の長い歴史を持つ、イタリア屈指の銘醸地のひとつで、フォンタナビアンカの所有するブドウ畑15ヘクタールは全てがネイヴェ村にあります。 創立当初は大きなワイナリーにブドウを販売していましたが、創立者のフランコ・ポーラは1970年に収穫されたブドウのごく一部でワインを醸造。すると、フォンタナビアンカの畑は、ミネラルが豊富な石灰質をメインとした粘土質の混合土壌でトップクオリティのワインを生み出す区域のため、ワイン愛好家の間でたちまち噂となりました。 フランコの息子で2代目のアルドが、上質なワイン造りに目覚めワイン生産を加速。今ではアルドとその長男マッテオが醸造、次男のダビデが栽培、アルドの妻イルゼラが組織をまとめています。 エレガントなバルバレスコを生み出す石灰質メインの畑「クリュ セッラボエッラ」と「ボルディーニ」 バルバレスコの畑「クリュ セッラボエッラ」と「ボルディーニ」は、どちらも石灰質をメインとした土壌で、エレガントなワインを生み出しています。 「クリュ セッラボエッラ」は、香りが高くエレガント、しっかりした骨格で調和のとれた味わいが特徴で、醸造が終わった頃の若い状態でも、木樽で熟成期間を経た後でも、美味しいワインになります。 「ボルディーニ」は、骨格がありエレガントでフルーティー、熟成期間の短い若いうちから美味しいワインになります。 果実味、タンニン、酸味のもたらすエレガンスとハーモニーを重視したワイン造り 醸造を担当するマッテオは、トリノ大学の化学・ワイン醸造学を卒業後、カリフォルニアとイタリアの醸造所で経験を積み、2016年よりフォンタナビアンカに参加しています。 マッテオは、果実味、タンニン、酸味のもたらすエレガンスとハーモニーが最も重要であると考え、フォンタナビアンカのスタイルを慎重に改革。適度な糖度で「優雅さ」と「新鮮さ」を大切に、ワインが過熟ブドウのアロマにならないよう、ブドウを3~4日早く収穫しています。 大樽からバリックに至るまで、最適な熟成段階をセレクトするキメ細やかな醸造 フォンタナビアンカでは2018年の収穫と同時に新しいセラーが完成。3フロアの内2フロアはブドウ畑の直下に位置し、ポンプの力を使用せず、より穏やかでナチュラルな醸造を可能としています。 大樽からバリックに至るまで、あらゆるバッチが最適なレベルに到達するよう増築され、最適な熟成段階でのセレクトを行なうなど、キメ細やかな醸造を行なっています。 畑では、自然に寄り添う方法で手入れが行なわれ、数年間にわたり科学肥料や化学薬品を使用しない有機栽培に取り組んでいます。 ITEM INFORMATION バラやハーブの複雑で奥深い香り 果実味とオークが見事に調和する ドライで濃く、力強いバルバレスコ FONTANABIANCA BARBARESCO DOCG SERRABOELLA フォンタナビアンカ バルバレスコ DOCG セッラボエッラ フォンタナビアンカ・バルバレスコ DOCG セッラボエッラは、南と西向きに面したブドウ畑「クリュ セッラボエッラ」で造られる赤ワイン。 畑の標高は約300m、粘土石灰質の土壌です。樹齢平均15年のブドウを10月に手摘みで収穫。温度管理されたステンレスタンクでアルコール発酵、スロバニアオークの大きな樽で14ヶ月間熟成、瓶内で8ヶ月間熟成させています。 「クリュ セッラボエッラ」の生み出すワインは、香りが高くエレガントでしっかりした骨格、調和のとれた味わいが特徴。醸造が終わった頃の若い状態でも、木樽で熟成期間を経た後でも、美味しいワインになります。 Tasting Note 上質なバラ、紅茶、ドライハーブ、モロッカンレザーの複雑で奥深いアロマ。華やかなブラックチェリーとオークの見事な調和。ドライで濃く、力強いタンニン。長期熟成のポテンシャルがあります。 商品仕様・スペック 生産者フォンタナビアンカ 生産地イタリア/ピエモンテ 生産年2019年 品 種ネッビオーロ100% テイスト辛口 タイプ赤 / フルボディ 内容量750ml 土 壌粘土石灰質土壌 醸 造ステンレスタンク発酵、スロバニアオークの大樽で15ヶ月間熟成、瓶内熟成約8ヶ月 提供温度18℃ 合うお料理ロースト肉、ジビエ料理、熟成チーズなど