Information 商 品 名name Prophet's Rock Cuvee Aux Antipodes 2018 蔵 元wine maker プロフェッツ・ロック / Prophet's Rock 産 地terroir ニュージーランド/New Zealand>サウスアイランド地方/South Island>セントラル・オタゴ(ベンディゴ・ピサレンジ)地区/Central Otago(Bendigo・Pinterest) 格 付 けclass G.I セントラル・オタゴ / Central Otago ヴィンテージvintage 2018年 品 種cepage ピノ・ノワール100% 種 類 / 味わいtype/taste 赤red / 辛口dry アルコール度数alcohol content 13.8% 容 量net volume 750ml 輸 入import 正規輸入代理店 GRN ジー・アール・エヌ株式会社 情 報information
畑
場所はセントラルオタゴのサブリージョンであるベンディゴ。標高が高く急峻なテラスといった特徴のあるホームヴィンヤードで収穫しました。この素晴らしい畑は、片岩と石英の混じった粘土質および石灰質の土壌です。すばらしい凝縮感と味わいに最適の果実を得るために、成長期にキャノピーマネジメントと果実栽培を入念に行いました。醸造方法
果実を手摘みして仕分けし、すべて除梗。発酵は天然酵母だけを用いて行いました。色素の抽出は最低限に抑え、発酵が完了するとすぐにワインを樽へ移されました。フレンチオーク樽(新樽比率は33%)で17カ月間で熟成。 ボトリング時にはブショネの恐れがないディアムコルクで打栓を行っています。ノンフィルターでボトリング。 スミレ、レッドチェリー、プラム、砕いた石、アタックは優しく、酸は高め、抑制されたエレガンスがあります。骨格はしっかりしているが、重くはない。芯の強さはあるが、抽出が穏やかで、シルキーこのうえない。タイトでクリーンなフィニッシュまで、酸が細い絹糸のように持続します。 このコラボレーションキュヴェには、北半球・フランス、ブルゴーニュのフランソワ・ミエと、南半球・ニュージーランド、セントラル・オタゴのポール・プジョル、2人のワイン醸造家が共に持つワインへの情熱がよく表われています。アンティポードは、プロフェッツロックのホームヴィンヤードのわずかな区画の果実を用いて、フランソワ・ミエが旧世界的アプローチを存分に表現したワインです。セントラルオタゴで唯一無二のワインを造るため1999年に創業したプロフェッツ・ロックは、ベンディゴに2つのぶどう畑を所有しています。このぶどう畑は『ホーム・ヴィンヤード』、『ロッキー・ポイント・ヴィンヤード』の順に設立されました。両方とも急峻な高地でそれぞれに特色があります。ホームヴィンヤードは片岩、粘土、石灰岩などを含む稀有なミックス土壌、ロッキーポイントは石ころがちで急峻な斜面に位置しています。 極限までニュージーランドの自然が詰め込まれたプロフェッツ・ロック ブランドは、徹底したキャノピーマネージメントを行い、肥料は一切使わず、地中3メートル以上伸びた根 (確認範囲)から吸収した栄養分のみでブドウを生育。 酵母は自然酵母のみを使用して発酵させています。 限りなくやさしく圧搾後、何も加えず、フィルターも使わず、重力にまかせた自然ろ過に5ヶ月。さらにマルチプル ファーメンテーションにて子樽熟成16ヶ月。ボトリング後、瓶内熟成を12ヶ月行っています。 また、ミシュランガイド全世界版において、トップ 50のレストラン中 15以上のレストランがプロフェッツ・ロックワインを採用しています◆醸造家ポール・プジョル
◆ フランス人の血を引くニュージーランド人。世界各国の有名ワイナリーで醸造に携わった後、最終的にはここに辿り着きました。英国の著名評論家ジャンシス・ロビンソンによると、いずれ世界のワイン界をリードするだろうをいう逸材ワインメーカー5人の内の1人と評価されています。 マールボロのSeresin Estateで醸造家としてのキャリアをスタートさせた後、ラングドック、サンセール(Henri Bourgeois)、アルザス(Maison Kuentz-Bas)と渡り経験を磨きました。Maison Kuentz-Basでは醸造長を務めており、1795年創業以来、同族以外で醸造長を務めたのはポールが初めてです。 その後、オレゴンのオーガニックワインの造り手Lemelson Vinyardsで2年務め、造ったワイン12本中8本がワインスペクテイターで90点以上を獲得しています。 2005年よりプロフェッツ・ロックで醸造長を務める傍ら、2006年にはオレゴンを代表する生産者Rex Hillに醸造コンサルタントとして招かれピノ・ノワールとピノ・グリの特別キュヴェを手がけました。 また、ブルゴーニュのDomaine Comte Georges de Vogueでは2009年ヴィンテージを手がけ、醸造長のフランソワ・ミエとはこれをきっかけに親交を深めています。
◆ホーム・ヴィンヤード
◆ ベンディゴ・ヴィンヤードは北向きのテラスになっており、ベンディゴ全体を一望できる場所に位置しています。高地ゆえに、クロムウェル盆地を流れる川や、かつて存在した氷河に形作られたピサレンジの山々がぶどうの樹々の向こうに見えます。 標高320〜383メートルの急斜面の畑は、日当たりがよい一方で夜間は冷涼になるため、ワインはフレッシュで凝縮された味わいに仕上がります。 シスト質、石英質、粘土質が混ざり合った土壌に、地下1メートルの場所は石灰岩の土壌となっています。アルカリ性の石灰岩の土壌はブドウの栄養素の吸収に影響をし、粘土質の土壌は水分を保持
◆ロッキー・ポイント・ヴィンヤード
◆ ベンディゴの南端、標高226〜351メートルに位置するロッキー・ポイント・ヴィンヤードは石ころがちな土壌で、セントラル・オタゴの生産区画の中では最も険しい場所のうちの一つです。ぶどう樹の間を歩いてみると、眼下のダンスタン湖の青い水の中に畑ごと落ちていってしまいそうなくらいに険しい畑です。 険しいロッキー・ポイント・ヴィンヤードの斜面は日光をさえぎる一方、でこぼこの地面(砕けた片岩が散りばめられた石ころがちな土壌で水捌けが良い)は熱を蓄え、日没後の温度が下がったあとも一晩中放熱します。そのため果実がよく育ち、比較的早く成熟します。セントラル・オタゴのような生産性に乏しい気候では重要なことです。 ロッキー・ポイント・ヴィンヤードのやせた土壌では、ぶどうが成長するには厳しい環境ですが、悪戦苦闘することによって凝縮感のある深く芳醇な果実ができあがります。
※インポーター様資料より