Information 商 品 名name Domaine Jean Louis Raillard Vosne Romanee 2021 蔵 元wine maker ドメーヌ ジャン・ルイ・ライヤール / Domaine Jean Louis Raillard 産 地terroir フランス>ブルゴーニュ地方/Bourgogne>コート・ド・ニュイ地区/Cote de Nuits>ヴォーヌ・ロマネ村/Vosne Romanee 格 付 けclass A.O.C ヴォーヌ・ロマネ / Vosne Romanee ヴィンテージvintage 2021年 品 種cepage ピノ・ノワール100% 種 類 / 味わいtype/taste 赤red / 辛口dry 容 量net volume 750ml 輸 入importer 正規輸入代理店 Izumi Trading 情 報information 手摘みで収穫したブドウを畑とセラーで2度に亘って選果した後、除梗は行わず、自然酵母のみでグラスウールの発酵槽で発酵。 前半はオープントップの状態で1日2回の櫂入れを行い、発酵後半は蓋をして、1日1回の櫂入れに留める。発酵期間は7日間で、引き続き5日間の果皮浸漬を施します。 キュヴェゾンの期間は14日間でその後、発酵槽から引き抜いて圧搾し、Sirugueシリュグ社製の木目の細かいアリエ産のソフトな焼きのバリックに移して、シュール・リーの状態で熟成を行います。1968年から元詰を始めたドメーヌ・ジャン=ルイ・ライヤールは、栽培面積僅か3ヘクタール弱、総生産量5,000本前後という、他のヴォーヌ・ロマネのドメーヌに比べて極めて小規模なドメーヌです。ライヤールが最もこだわりを持っているのは設立当初から行っている全房発酵のワイン造りです。ブドウの房を果梗とともに発酵させる全房発酵は、DRCやルロワを筆頭に、プリウレ・ロック、ビゾなどが実践するブルゴーニュでは古典的な少数派の手法です。 創設以来,世界中のワイン愛好家たちを虜にするドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(=DRC)。そのDRCで40年間働いていた母(ロマネ・コンティの畑のブドウの摘み取りを任されていた最も優秀な収穫人の1人)と、同じく37年間働いていた父を両親に持つJean-Louis Raillard ジャン=ルイ・ライヤール。 DRCで数年働いたジョシュ・ジェンセンが創設したカレラをカリフォルニアのDRCとするならば、DRCで巡り合った両親の子に生まれ、DRCのセラーのすぐ裏手に住み、子どものころから両親の仕事(つまりDRCの栽培や醸造)を目の当たりにして育ったライヤールはまさに“DRCで生まれ・DRCで育ったDRCの息子”と言っても過言ではないでしょう。 しかも,ライヤールは毎年DRCの瓶詰めに立会い、試飲も行う権利を持っています。自らもDRCで働き様々なネゴシアンでも働いた経験を持つライヤールは、現在著名なボーヌ醸造学校で教鞭を取る傍ら自身のドメーヌでワインを造っています。 1968年に元詰めを開始。栽培面積3.5ha,年間総生産量7千本前後という超ミクロ・ドメーヌ。平均樹齢50年超という素晴らしい古樹の畑を所有するライヤールのワイン造りは、有機栽培(完全なバイオダイナミック方法に転換中)、馬による耕作、遅い収穫、低収量、非除梗、高温発酵、澱引き回避、無清澄・無濾過、そして重力に逆らわない瓶詰めなど、正真正銘DRCから踏襲したものです。 温暖化の影響や世代交代により、ブルゴーニュではDRCやルロワ、プリウレ・ロック、ビゾらが実践していた全房発酵の導入が進んでいますが、ドメーヌでは1968年から(レ・パキエを除き)全房発酵にこだわっています。ブドウの果梗の成熟を見極めてから手摘みで収穫し、畑とセラーで2回に及ぶ選果の後、自然酵母のみで発酵。前半はオープン・トップで1日2回の櫂入れを機械ではなく足で行います(後半は1日1回)。5日前後の果皮浸漬(キュヴェゾンのトータルは約2週間)を経て圧搾,シリュグ社製のアリエ産バリックでシュール・リーの状態で熟成。その後、高気圧の時期に澱抜きを行いさらに1ヵ月後の同じく高気圧の時期に無清澄・無濾過、重力を利用して直接樽から瓶詰めしています。
※インポーター様資料より