Information 商 品 名name Domaine Ponsot Corton Bressandes Grand Cru 2015 蔵 元wine maker ポンソ / Ponsot 産 地terroir フランス/France>ブルゴーニュ地方/Bourgogne>コート・ド・ボーヌ地区/Cote de Beaune>アロース・コルトン/Aloxe Corton 格 付 けclass A.O.C コルトン グラン・クリュ / Corton Grand Cru ヴィンテージvintage 2015年 品 種cepage ピノ・ノワール100% 種 類 / 味わいtype/taste 赤red / 辛口dry 容 量net volume 750ml 輸 入import 正規輸入代理店 ラック・コーポレーションモレ・サン・ドニにおける新興の大ドメーヌがデュジャックなら、伝統的大ドメーヌはポンソであります。その歴史はデュジャックより100年も遡ります。2017年、モレ・サン・ドニ村長も務めたジャン・マリー・ポンソの息子ローラン・ポンソがドメーヌを去り、現在、ローランの妹ローズ・マリーが5代目の当主です。ローズ・マリーは、1997年からドメーヌ参画しており、醸造に関しては支配人代理も務めるアレクサンドル・アベルが醸造責任者を務めています。ローラン・ポンソと同じ哲学をもち、そのスタイルに変わりはありません。 ポンソではブドウ栽培もワイン醸造も人の介入を可能な限り排除。ビオロジックともビオディナミとも異なるアプローチの自然栽培を行います。剪定をコルドン・ロワイヤにすることで樹勢を抑え、低収量を実現。腐敗果が収穫箱の中に混ざるだけで健全果に影響を与えるとして、選果は必ずブドウ畑で行います。手摘みで摘んだ房はまず昔ながらの篭に入れ、それを最大17キロ入りの箱に移した後に醸造所へと運びます。 醸造所は4層構造のグラヴィティ・フローでポンプは一切使いません。 ブドウの状態はヴィンテージによって異なるため、その年々に応じた対応をとります。梗を残すか残さないか、ピジャージュの頻度はどうするか、そうしたことに一切決きまりはありませんが、一方で、発酵容器に使い古した木桶を使用し、熟成用の小樽も古樽(5〜20年もの)、酸化防止剤である亜硫酸の使用は極力抑えるという原則は毎年一貫しています。亜硫酸はまだ発酵の始まらない破砕前に小量加えるものの、その後は窒素ガスや炭酸ガスなどの不活性ガスでワインを保護し、瓶詰め時にさえ亜硫酸の添加はない。 クロ・ド・ラ・ロッシュ、クロ・サン・ドニ、モレ・サン・ドニ1級クロ・デ・モン・リュイザン・ブラン。これらモレの珠玉のクリマがポンソを代表するワインですが、ここ10年の間にラインナップが大幅に増えました。シャルム・シャンベルタン, クロ・ド・ヴージョ、コルトン・シャルルマーニュ、コルトン・ブレッサンド、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ……。じつに豪華絢爛であります。 かつてシャルドネやピノ・ブランも混ぜられていたクロ・デ・モン・リュイザン・ブランは、今日、1911年に植樹されたアリゴテの古木100%から造られています。 とかくシャルドネよりも劣ると見られがちなアリゴテですが、収量を抑えればこれほど見事なワインになるのかというよいお手本を見せてくれます。 ポンソのワインは非常に個性的で、若いうちはとくに理解しづらい印象を受けるかも知れません。しかしながら理想の状態で熟成させたワインは驚くべき色香を放ち、その状態は20年も30年も保たれます。まさに投資に値するワインといえるのではないでしょうか。
※インポーター様資料より