Information 商 品 名name Guy Bocard Meursault Limozin 2021 蔵 元wine maker ギィ・ボカール / Guy Bocard 産 地terroir フランス/France>ブルゴーニュ地方/Bourgogne>コート・ド・ボーヌ地区/Cote de Beaune>ムルソー/Meursault 格 付 けclass A.O.C ムルソー / Meursault ヴィンテージvintage 2021年 品 種cepage シャルドネ 100% 種 類 / 味わいtype/taste 白white / 辛口dry 容 量net volume 750ml 輸 入import 正規輸入代理店 フィラディス 情 報information プルミエクリュのジュヌヴリエールに隣接している区画。フルボディで余韻が長く、深みがあり力強い。熟した果実とトーストの風味によって柑橘系のノートのバランスが取れています。ギィ・ボカールはムルソー三大プルミエクリュと名高いシャルムやジュヌヴリエールをはじめとし、ブルゴーニュブランの区画まで含めると全体で5.6haを所有しています。1920年代にギィの祖父にあたるシャルル・ボカールがブドウ畑をスタート。その後1959年にギィの父シャルルがワインの元詰めを始めました。3代目にあたるギィは1976年から1983年にかけて、ムルソーにいくつかの区画を購入し、父が所有する畑も引き継ぎ、最初のワイナリーを設立。1987年には近代的なワイナリーを建設しました。このワイナリーを、近代的なブドウ栽培方法の発展を望むフランス企業デリシュブールが、2018年に買収。デリシュブールはブドウの栽培をオーガニック栽培に転換させたのち、ブルゴーニュ屈指の著名醸造家フィリップ・パカレに支援を求めました。求めに応じたパカレは、2022年よりコンサルタントとして参画しています。 現在ギィ・ボカールは、若いうちから豊かなアロマを放ち、美しい酸が特徴的で、顕著な複雑さを持つ、テロワールを反映した素晴らしいワインの生産を行っています。パカレがコンサルタントに入って以降、全房で長時間のプレスを行い、自然酵母を使用し、最小限のピジャージュを行い、最小限のSO2を添加するという、パカレの長年の経験を活かした醸造方法が続々と導入されています。また、樽の選択や植樹のためのブドウ株選択に関しても助言をしており、現在ギィ・ボカールのワインはまったく新しいものへと生まれ変わっています。 栽培は、2019年からオーガニックに転換しており、2022年からオーガニック認証を所得し。樹液の流れをより尊重した剪定を行い、畝は草を生やして覆うことで、ブドウの品質を向上させる好循環を生み出しています。収穫では、完全に成熟した状態のブドウを手作業で収穫し、粒が傷つかないようにするため25kgの箱にいれて運搬。醸造では、除梗はせず全房圧搾を行います。ステンレスタンクで自然酵母により発酵をスタートし、アルコール発酵が終了する前に樽に詰めます。この一連の流れは、自然酵母による発酵が正しく行われているのを確認するためであり、また発酵の段階で酸化をある程度防止するためでもあります。その後マロラクティック発酵を行い12ヶ月熟成した後、澱引き、無濾過で瓶詰め。瓶詰め前には、必要に応じてわずかなSO2を添加します。 長きに渡り家族経営で大事に守られてきた銘醸畑に加え、デリシュブールがその潤沢な資金力を惜しみなく投資し、ブルゴーニュ屈指の著名醸造家であるフィリップ・パカレが自分の経験を最大限に発揮しています。三拍子揃ったギィ・ボカールが、今後入手困難な注目ワイナリーとなっていくことは間違いないでしょう。