Information 商 品 名name Tollot Beaut Corton Grand Cru 2020 蔵 元wine maker ドメーヌ・トロ・ボー / Domaine Tollot Beaut 産 地terroir フランス/France>ブルゴーニュ地方/Bourgogne>コート・ド・ボーヌ地区/Cotes de Beaune>アロース・コルトン/Aloxe Corton 格 付 けclass A.O.C コルトン・グラン・クリュ / Corton Grand Cru ヴィンテージvintage 2020年 品 種cepage ピノ・ノワール100% 種 類 / 味わいtype/taste 赤red / 辛口dry 容 量net volume 750ml 輸 入import 正規輸入代理店 ラック・コーポレーション 情 報information 単にコルトンとだけ記されるのは、丘の麓、南向きの緩やかな斜面をもつコンブの畑のもの。ブレッサンドに比べると緻密さの点で少しだけ劣るものの、南向き斜面がもたらす日射のおかげで、柔らかな果実味をもつコルトンに仕上がっています。ショレ・レ・ボーヌは今は県道となった幹線道路D974の東側に位置する小さな村。マルサネと同じく村名アペラシオンは得られても、特級畑はおろか、1級畑すらありません。それゆえ隣村のサヴィニー・レ・ボーヌと比べても目立たない存在ですが、この村には偉大なドメーヌが存在します。それがトロ・ボーです。 合計24haもの畑を、アロース・コルトン、ボーヌ、サヴィニー・レ・ボーヌ、そしてお膝元のショレ・レ・ボーヌに所有し、とりわけコルトンの丘にはコルトン・ブレッサンドとコルトン・シャルルマーニュ、それにクリマ名のつかないコルトン(コルトン・コンブからなる)の特級畑を有しています。 ドメーヌの歴史は19世紀の末まで遡り、1921年にはすでに元詰めを始めていたといいます。ドメーヌがある通りの名前はリュー・アレクサンドル・トロ。アレクサンドルは現在、ドメーヌを経営する一族の祖先で、ショレ・レ・ボーヌの村長を務めていました。そのアレクサンドルの妻がオーレリー・ボーといい、両家の姓が合わさりトロ・ボーとなっています。ドメーヌは1990年代までジャック、アラン、フランソワの三兄弟により運営され、今はそれぞれの子供たち、ジャン・ポール(アンヌ・グロの夫)、オリヴィエ、ナタリーの手に委ねられています。 ブドウ畑は施肥をせず、夏季剪定により収量調整。赤ワインの造りは手摘みしたブドウを除梗ののち、コンクリートタンク、またはステンレスタンクを使用して発酵。最初の数日はルモンタージュを行い、その後は日に2回のピジャージュ。樽に移します。新樽率は村名が4分の1、1級が3分の1、特級が50%となりますが、パワフルなアロース・コルトンはワンランク引き上げて村名で3分の1、1級で50%です。このドメーヌのコルトン・シャルルマーニュは、東側斜面の頂上、ル・コルトンに植えられたシャルドネからなり、50%の新樽を含み樽発酵、樽熟成します。 トロ・ボーのワインはどれも果実味豊かでタンニンが丸く、とても洗練されたスタイルで野暮ったさが一切感じられません。またヴィンテージごとのブレも少なく、村名ショレ・レ・ボーヌなどは、レストランの定番としてワインリストに常時載せておきたいアイテムではないでしょうか。
※インポーター様資料より