Information 商 品 名name Pierre Morey Bourgogne Cote D'or Chardonnay Blanc 2020 蔵 元wine maker ピエール・モレ / Pierre Morey 産 地terroir フランス/France>ブルゴーニュ地方/Bourgogne 格 付 けclass A.O.C ブルゴーニュ / Bourgogne ヴィンテージvintage 2020年 品 種cepage シャルドネ100% 種 類 / 味わいtype/taste 白white / 辛口dry 容 量net volume 750ml 輸 入import 正規輸入代理店 ラック・コーポレーション 情 報information ムルソー村の中で栽培されている地方名のブルゴーニュ・ブラン。比較的深い粘土石灰質の土壌から、リッチで肉付きのよいワインが生み出されます。 小樽発酵、小樽熟成ですが新樽は使われず、樽香は穏やか。むしろ柑橘系のアロマが強く、ミネラルも感じられます。早いうちから開く一方、数年の熟成ポテンシャルをもつワインです。ドメーヌとネゴスの両方を運営する造り手のワインは、ドメーヌを主、ネゴスを従ととらえられがちですが、ピエール・モレの場合はそれにはあたりません。ネゴスのワインはあくまでドメーヌのラインナップの補完にあり、ブドウが購入したものである以外はドメーヌ同様のケアがとられています。例えば村名ムルソー同士をブラインドで試飲したとしても、そのブドウが栽培された区画による違いはともかく、品質的な優劣を感じることはありません。 ピエール・モレはムルソーの造り手ですが、一族がムルソーにやってきたのはフランス革命まっただ中の1793年のことです。モレと名のつく他のドメ ーヌ同様、もともとはシャサーニュ・モンラッシェの出身だといいます。ピエールの父、オーギュストは1935年にドメーヌ・デ・コント・ラフォンのメタイエ(収穫の一部を受け取る小作人)のひとりとなり、1971年から ピエールがそれを引き継ぐようになりました。 ラフォンはムルソーの1級畑や特級モンラッシェなど素晴らしい畑をもっていましたが、オーナーはつねに他の仕事をもち、畑作業は小作人に任せていたのです。ところがドミニク・ラフォンがラフォン家で初めての栽培醸造家になると、折半耕作の契約期間を延長せず、ラフォン家のすべての畑を自ら耕作することを宣言。1986年から1991年にかけてピエール・モレイは多くの畑を失ってしまいました。 しかしながら、ピエール・モレイの手腕に感銘を受けていたピュリニー・モンラッシェの大ドメーヌであるルフレーヴは、引退が決まっているそれまでの醸造長のジャン・ヴィロに代わって、ピエールを招聘。こうして彼は1988年以降、ルフレーヴの醸造長として働く一方、自身の小さなドメーヌを運営し、さらに1992年にはネゴス・ブランドとして「モ レイ・ブラン」を設立。二足のわらじならぬ三足のわらじを履くことになります。 ルフレーヴの醸造長に就いてから20年後の2008年、ドメーヌ・ピエール・モレとモレ・ブランの仕事に集中するためルフレーヴから離れ、娘の アンヌを共同経営者に迎えて、父娘で11haの畑を耕作。同時にモレ・ブランを経営しています。ルフレーヴがそうであるように、ドメーヌ・ピエール・モレでも1991年から畑をビオロジックやビオディナミで栽培し、1997年にはすべての畑を ビオディナミ農法に転換しました。 アペラシオンはドメーヌもネゴスもムルソーを中心にコート・ド・ボーヌと白と赤に集中しています。ドメーヌ所有の特級畑はバタール・モンラッシェのみですが、ネゴスのほうにはモンラッシェにコルトン・シャルルマーニュ、赤のコルトンもあります。 またドメーヌのラインナップには、珍しいムルソーの赤、レ・デュロがあり、表土の厚い土壌からすこぶるパワフルな赤ワインを生み出します。 ピエール・モレのワインはテロワールにきわめて忠実に仕上げられ、ムルソー1級ペリエールはその硬質なミネラル感を前面に押し出し、バター ル・モンラッシェはリッチさと力強さが表現されています。
※インポーター様資料より