ジョーゼフ・ヘラー / キャッチ=22 (1961) 1992年 ロシア語版 カバーデザイン Tシャツ
アウト・オブ・プリント ジョーゼフ・ヘラー / キャッチ=22 (1961) 1992年ロシア語版カバーデザイン 舞台は第2次世界大戦中のイタリアの小島。 主人公ヨッサリアンは、狂っている将校と狂っている同輩、そして自らの狂気にもおびえている。 ひたすらに死を恐れ上官の暗殺をくわだてるパイロット、 ただ他者の足を引っ張ることしか考えていない将軍、 卵を7セントで仕入れて5セントで販売する食堂担当者、 墜落した飛行機の搭乗名簿にのっていたばかりに死人として扱われる軍医、 これらに囲まれる主人公は、一刻も早い除隊を求め、日々ドイツ軍陣地に爆撃を繰り返すものの、除隊に要求される爆撃回数は到達のたびに増えていく… ・英語圏では、ジレンマやパラドキシカルな状況を、「キャッチ=22」や「キャッチ=22的状況」などと呼ぶことがある。 これは、小説中の軍規第22項の運用(狂気に陥ったものは自ら請願すれば除隊できる。ただし自分の狂気を意識できる程度ではまだ狂っているとは認められない)から来ている。
※表題の「キャッチ」は陥穽、「22」は「軍規第22項」の意 Purchase of this shirt sends one book to a community in need こちらのTシャツを一枚お買い上げごとに貧困地域に一冊の本が送られます。 世界中で読み継がれてきた名著の装丁をデザインした