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種別:ミラーレス用AFレンズ NOTE優れた性能と精緻なメカニズムをコンパクトなボディに凝縮。プロフェッショナル仕様のミラーレス一眼カメラ「ライカSL」用の高性能なレンズ75mmの焦点距離は幅広い用途に活用できますが、特にポートレート撮影に適しています。「ライカ アポ・ズミクロンSL f2/75mm ASPH.」は自然な印象で人物を描きたい場合などに最適です。SLシステムでの撮影にふさわしい完成度の高いレンズで、設計と製造においてはプロに求められる優れた耐久性を確保するように配慮されています。
■主な特徴レンズ内の光学系を構成するガラス部品が光を屈折させる際には、屈折率が色によって異なります。そのため、複数の色からなる光では焦点が一点に集まりません。これによって発生するのが色収差です。この色収差をほぼ認識できないレベルにまで低減するために、新発売の「ライカ アポ・ズミクロンSLレンズ」にはアポクロマート補正を施しています。これが、レンズの名称にある「アポ」の由来です。光学系を構成するレンズは11枚ですが、その大部分に異常部分分散特性を持った高精度で高品質な特殊ガラスを用いています。また、非球面レンズも1枚採用しています。「ライカ アポ・ズミクロンSL f2/75mm ASPH.」は、設計と製造の点でさらに進化させた最先端のレンズといえます。きわめて精度の高い製造方法と計測技術を新たに採用したことにより、本体はさらにコンパクトで軽量化し、描写性能の向上も実現しています。その他の特長としては、さらに高速化した新しいオートフォーカス機構を搭載していることと、最短撮影距離がきわめて短くなっていることが挙げられます。開発においては、迷光と反射光の低減も最重要課題のひとつとして重要視しています。その結果、光学系とメカニズムの設計を最適化することや、レンズの表面に上質なコーティングを施すことで、反射を極限まで抑えています。オートフォーカス機構には、DSD(Dual Syncro Drive)を採用した きわめて強力で耐久性に優れたステッピングモーターを使用しています。これにより、約0.25秒の高速オートフォーカス を実現しています。
■主な仕様画角:対角線31.8°、水平26.7°、垂直18.0 °レンズ構成:9群11枚非球面レンズ:1枚入射瞳位置(バヨネットからの距離):35.4mm有効撮影設定:0.5m~∞最短撮影範囲:120×180mm最大撮影倍率:1:5設定方式:電子制御式 カメラ本体の設定 ダイヤルで設定(1/2段)設定範囲:F2~F22最小絞り:F22レンズマウント:ライカLバヨネット(35mmフルサイズ)フィルターサイズ:E67先端からバヨネットフランジまでの長さ:102mm最大径:73mm質量:720g