シャトー・グリュオー・ラローズ 1757年グリュオー氏によって創設されたこのシャトーは、ボルドーの村の中でも最もシャトーの集中度が高いサン・ジュリアン村にあります。シャトー・ベイシュヴェルとシャトー・ブラネール・デュクリュの西隣に位置しています。ボルドーの数あるシャトーの中でも、ポイヤック村のシャトー・ラトゥールと並び、良質のワインを毎年生産することで非常に高く評価されています。ラベルには「ワインの中の王、王のためのワイン」と書かれ、シャトー・タルボーと共にサン・ジュリアン特有の、なめらかで優しい飲み口を持つワインの代表格と言うことができるでしょう。
■ シャトー・グリュオー・ラローズカシスやプラム、ブラックラズベリーなどの果実のアロマが立ち上ります。味わいは、熟したタンニンと強固なストラクチャーが感じられ、新鮮な果実味とエレガントな酸が重なり、厚みのある味わいを演出します。