フェヴレ フェヴレはブルゴーニュ最大規模を争うドメーヌ兼ネゴシアンです。 フェヴレの設立は1825年で、初代ピエール・フェヴレ氏により ニュイ・サン・ジョルジュに設立されました。フェヴレはネゴシアン業で有名ですが、実際は自社畑のものが7割を占め、8つのグラン・クリュに15銘柄のプルミエ・クリュを擁し、50ものアペラシオンのワインを造っています。計115ヘクタールの広大な畑は、ほぼモレ・サン・ドニ全体の総面積に匹敵し、ブルゴーニュ地方で一、二を争う大ドメーヌです。その畑の1/3(40ヘクタール)がコート・ドールに位置し、グラン・クリュとプルミエ・クリュがその半分(20ヘクタール)も占めています。 フェヴレの名声は、所有する畑の面積や歴史はもちろんですが、1978年にフランソワ氏が改革を行ってから、以前とは較べものにならないほどの高い評価を受けるようになりました。
■ フェヴレ メルキュレ ラ・フランボワジエール(モノポール)フェヴレが単独で所有する6.31haのプルミエ・クリュです。ラズベリーやダークチェリーなどの果実香に、樽熟成による香ばしいオークのフレーバーが溶け込んでいます。滑らかな舌触りで、果実味のしっかりした芳醇な味わいのワインです。