カテナ 1902年にニコラス・カテナ氏がイタリアよりアルゼンチンに渡り、メンドーサでブドウ畑を造ったことから始まります。当初は国内消費者向けにワインを造り、アルゼンチン最大級のワイナリーまで成長しましたが、三代目にあたる現当主ニコラス・カテナ氏が1980年代に高級カリフォルニアワインの世界での成功・発展に刺激を受け、醸造責任者ホセ・ガランテ氏と共に「世界に認められる最高のワインをアルゼンチンで造る」ことを目指し、高級ワイン造りに取り掛かりました。 アンデス山脈の麓、標高850〜1,500mに5つの自社畑を所有しています。同一品種を標高の異なる畑で栽培し、異なるタイプのブドウを生産しています。2001年に、ラ ピラミデ畑の中に、最新の設備を備えたワイナリーを建設。カテナ氏は"革新性""先進性"の象徴として、アメリカ大陸の文明の中で最も優れた文明を持っていたとされるマヤのピラミッドを模したデザインとしました。 Bodega Catena ZapataWine Advocateでも常に高評価です。
カテナ シリーズ
カテナ家が所有する5つの畑から、異なる標高や土壌が織り成す「テロワール」を表現する区画を選定し、そこで収量を制限して(5-7,000Kg/Ha、世界的に見てもこのクラスのワインとしては最も低い収量レベル。)収穫される品種をアッサンブラージュすることで複雑なバランスの良い味わいに仕上げます。 「アルゼンチン スタンダード」ともいえる品質のワインです。■ カテナ カベルネ・ソーヴィニヨンタバコや杉、カシス、ユーカリのニュアンスを含んだ、熟したカシスや黒スグリのアロマ。豊かで凝縮感のあります。口当たりに、ブラックベリーのフレーバーやミント、エスプレッソ、更には黒鉛の要素も感じられます。12日間掛けて醗酵後、29日間醸し、80%フレンチオーク(30%新樽)、20%アメリカンオーク新樽で12ヶ月熟成されます。