レ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン ドメーヌ・コント・ラフォンのラフォン家がマコン地区のミリィ・ラマルティーヌに1999年に設立し、 コント・ラフォンの当主ドミニク氏が運営しています。
レ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン
エリティエール(HERITIERS)とは、「後継者」という意味です。ドミニク氏が現在も最終的な方向性は決定するものの、栽培や醸造、現場での指揮は、ドミニク氏が信頼を置くカロリーヌ・ゴン氏が統括しています。また2019年7月よりドミニク氏の長女、レア・ラフォン氏も参加しています。栽培も醸造も本家コント・ラフォンに倣い、ビオディナミを実行、発酵にはステンレスタンクと5000Lの大樽も使います。熟成期間を短くし、早めにボトリングを行うことで、瑞々しく飲みやすい味わいに仕上げています。 そのため濃厚さを醍醐味としているムルソーに対し、マコンはフルーティーさを前面に出した、早く飲み頃に達する“コント・ラフォン“です。2022年ヴィンテージ情報
2022年は霜、猛暑、乾燥をはじめ強烈な天候に見舞われたにも関わらず、ブドウ樹はたくましい成長を遂げました。ブルゴーニュ委員会は「白ワインは、その丸み、滑らかさ、そして複雑さで際立っている。リッチで非常に表情豊か、果実のアロマが過度にならずに存在感を示している。味わいでは、みずみずしい果実味とバランスの良さが生き生きと持続する。」と評価しています。■ レ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン マコン・ミリー・ラマルティーヌレモンやグレープフルーツ、リンゴのアロマに、クローヴやトースト、ミネラリーなニュアンスが重なります。口に含むと厚みのある果実味が感じられ、調和の取れた印象です。高い標高から得られるしっかりとした酸味が、豊かな果実の味わいを見事にまとめて全体を引き締めています。