HONDA メイクアップ
■商品説明2001年にビッグマイナーチェンジが行われた「NSX (NA2)」を忠実に再現したモデルになります。原型の製作にあたっては、NSX-R同様、実車の3Dスキャンを行い、そこで採取したデータを元に意図的な形状の強調といった主観的なデフォルメの一切を行わないプレーンな造形を目指しています。標準車は基本的なボディ形状はnsx-rと同一ですが、フロントフードのダクトやリアアンダーディフューザーが備わらない他、リアウィングもスタンダードな意匠の物となるなど細部は異なっています。実車ではパーツ装着の有無での差別化となりますが、モデルカーではボディは一体成型となるため、ボディ全体を新たに設計し直し、新たな原型を製作しています。後期型の特徴である固定式ヘッドライトはハウジングをホワイトメタルで成型し、そこにクロームメッキを施し、さらに極薄の透明カバーを被せる実車同様の構成でリアルに再現、目力を感じさせる仕上がりとなっています。内装は一見するとすでにリリース済のNA1と同様にも見えましたが、シート・レザーの張りやマチの風合いに違いが見られたため、3Dスキャンデータをベースに、新設計としています。ホイールはシャープな造形が可能なホワイトメタル鋳造部品に丹念な塗装を施して、実車さながらの雰囲気に仕上げています。NSXのモデルカーと言うとどうしてもNSX タイプRやNSX-Rばかりに注目が集まりがちですが、NSXらしいスリークさが際立つ標準モデルも実に魅力的です。初代NSXは1990年の登場後、1992年には後のホンダ・スポーツのアイコンとなるタイプRを発売、1997年には平成12年(2000年)排ガス規制の対応策としてエンジンの排気量を旧来の3.0リッターから3.2リッターへと拡大して(AT車は3.0リッターのまま)中期型へとシフトします。これを機に一般的には3.0リッター車をNA1、3.2リッター車をNA2と呼ぶようになりました。そして2001年にはこれまで不変だったエクステリアにも大きな変更が加えられ、スーパーカーのお約束的装備であったリトラクタブル式ヘッドライトが廃止され、固定式に改められた後期型へと移行しました。これによってライト点灯時の空力性能の改善や、衝突安全性の向上、さらにフロントマスの軽量化にもつながったと言われています。2002年には軽量化やエンジンのレスポンスアップ、サスペンションの強化を行ったNSX-Rをリリースするなど商品性を維持しながら2005年まで生産されました。
■商品スペックメーカー:メイクアップ品番:EM585A内容物/付属品:アクリルベース、クリアケース付属スケール:1/43JAN:4570104421613