紅茶の国スリランカが、かつて生産国世界第3位を誇ったコーヒー栽培。伝染病と歴史に翻弄された幻の「セイロンコーヒー」が再び表舞台に現れます。
1,480 円 （税抜き）
●INTRODUCTION あなたはセイロンコーヒーと聞いて、なにを思い浮かべますか？ セイロンといえば紅茶。 紅茶といえばスリランカ。 スリランカの紅茶が世界的に有名なことは誰もが知っています。 ではなぜ紅茶ではなくコーヒーなのか？ セイロンコーヒーが、今、コーヒー業界の間で、“幻のコーヒー”といわれるその理由をご存知でしょうか。
●BACK STORY “幻のコーヒー”の所以は？ 紅茶がこんなに有名になる前のスリランカでは、コーヒーを栽培していた古い歴史があるのです。 本格的にコーヒーの栽培に成功したのは1820年代、イギリス人がキャンディで最初の農園を始めたといわれています。 このコーヒー栽培が大成功して、スリランカはまたたくまに、ブラジル、インドネシアに次ぐ、世界3位のコーヒー生産国となりました。 しかしその勢いもつかのま、不幸なことにコーヒーをさび病が襲います。 さび病は葉の裏に付着し、菌糸を伸ばして歯肉を侵食し、やがて光合成の機能を失い枯れてしまう病気です。 さび病の発生から数年後、農園は壊滅状態になり、コーヒー栽培から紅茶栽培に切り替わり、紅茶大国スリランカの現在があります。 Not Cylon Tea. This is Cylon Coffee. では、スリランカはコーヒーが育たない国でしょうか？ 答えは「NO!」です。 スリランカにはコーヒー栽培にふさわしい、芳醇な土壌と環境があるのです。 近年スリランカではコーヒー生産復活が大きなムーヴメントとなっています。 現在では味、香りに優れているといわれるアラビカ種の栽培が試みられ、年々専門家からの評価も高くなってきています。 近頃ではセイロンコーヒーのことを“幻のコーヒー”といわれているようですが、その所以はこうした経緯があったからなのです。 数百年に渡る歴史を乗り越えてきた、 スリランカの新たな味「セイロンコーヒー」をあなたも飲んでみませんか？ 紅茶の国、スリランカ発！ セイロンコーヒーが日本に上陸。 セイロンコーヒーはシングルオリジンです。 ワインに産地があるように、コーヒーも産地でわけることができます。 シングルオリジンコーヒーとは、生産国という大きなカテゴリーではなく、 農場や生産者、品種や精製方法などの単位で一銘柄としたコーヒーのことです。 そのため、おのずと味に個性が出てきます。 自家製の味に富んだセイロンコーヒーは、小さな農家が守る村のコーヒーなのです。 スリランカの高地には、コーヒー栽培に適した標高、寒暖差、年間平均気温、降水量など、すべての条件を満たす環境があります。 私たちは、マータレーのリバーストン村で丁寧に栽培された、厳選されたアラビカ種を、この度日本の皆様にお届けすることにいたしました。 スリランカでは近年、再びコーヒーに注目し、栽培を始める農家が増えてきています。 わたしたちの提供する豆は、家族で豆を栽培している何軒かの農家さんたちから調達しています。収穫後の処理についても目を向けました。 その違いも銘柄の個性となります。 スリランカの小さなコーヒー農家の方々と世界との架け橋になり、この美味しく香り高いセイロンコーヒーが、 再び世界中で飲まれることを願っています。 ・名称：レギュラーコーヒ（豆） 浅煎り ・原材料名：コーヒー（スリランカ・アラビカ種） ・内容量：200g ・賞味期限：別途ラベルに記載 ・保存方法：直射日光を避けて保存してください。 ・原産国名：スリランカ ・輸入者：合同会社MIインターナショナル 埼玉県さいたま市南区文蔵2-23-1-201