ライン6 プロスペックギタープロセッサー “Helix”
こちらの商品は
Recording Proshop Miyaji (RPM)
のお取り扱い商品です。 お電話でのお問い合わせは03-3255-3332まで。 ライン6 プロスペックギタープロセッサー “Helix” 『Helix(ヒリックス)』は、音の質感まで再現したリアルなサウンドを提供するだけでなく、ギターシステム全体の包括的なコントロールを可能にする、プロスペックに対応したギタープロセッサーのフラッグシップモデルです。強力なデュアル DSPパワーを駆使した「HXモデリングエンジン」を搭載し、さまざまなアンプやキャビネット、マイク、エフェクトのサ ウンドを忠実に再現しています。さらに、直感的な操作によって簡単にコントロールできることに加え、高い拡 張性によりギターシステム全体を統合することが可能です。スタジオ内とステージ上のどちらのシーンにおいてもプレイヤーの要求に応える高いサウンドクオリティと機能性を実現しています。 主な特徴 1.新たなモデリングエンジンによるリアルなサウンド 強力なデュアルDSPパワーを駆使した新開発の「HXモデリングエンジン」を搭載。これにより、細かく計測 したアンプ回路の各出力段や、本物のアンプやスピーカーキャビネットと同じような挙動を再現。チューブアンプの音の特徴だけでなく、ダイナミックなフィーリングまでも体感できます。また、カスタムのキャビネット・インパルスレスポンスもロードして使用できるため、より好みに合ったセットアップ環境を作ることが可能です。 2.直感的に操作できるわかりやすいインターフェース 6.2インチの大型LCDディスプレイとタッチセンシティブ・フットスイッチを採用し、高い操作性を実現。フットスイッチのカラーLEDリングとカスタマイズ可能なスクリブル・ストリップによって、各フットスイッチの割り当てが一目でわかるインターフェースとなっています。またペダル・エディットモードでは、編集したいブロックを選択するだけで、そのパラメーターがフットスイッチに反映され、エクスプレッションペダルでの調整が可能となります。さらに、各プリセットに4つのステレオパスが備わっており、複雑なルーティングにも対応。簡単な操作で、求めるサウンドを作り出すことが可能に。 3.ギターシステム全体をコントロール可能 ギターシステム全体の中枢として、システム全体をコントロールできます。お気に入りのペダルやその他のハードウェアを簡単にシステムに統合し、シームレスでハイブリッドな環境を構築することが可能。また、従来のマルチエフェクトにはない高い柔軟性により、外部MIDI機器の接続も簡単に行なえます。最大3台のエクスプレッションペダルに対応できるなど高い接続性・拡張性を備え、どんな規模のシステムにも対応可能です。◆ デュアルDSPパワーによるHXモデリングエンジン
◆ 4系統のディスクリート・ステレオシグナルパス
◆ 45種類のアンプ、30種類のキャビネット、16種類のマイク、70種類のエフェクト
◆ サードパーティー製1024/2048キャビネット・インパルスレスポンスのインポート
◆ 12基のタッチセンシティブ・フットスイッチ
◆ カスタマイズ可能なスクリブル・ストリップ
◆ ハンズフリーのペダルエディット・モードでエフェクトのパラメーターを調整可能
◆ 最大3台のエクスプレッションペダル、CV/Expressionアウト、外部スイッチング・アウト、MIDIコントロール
◆ 10インプット、12アウトプット(4×FXループ含む)
◆ 8イン/8アウトUSBオーディオインターフェース
◆ AES/EBU、S/PDIF、VDIインターフェース
◆ 驚異的な深みと超ローノイズを実現する、業界最高水準の123dBダイナミックレンジのギターインプット
◆ ツアーグレード仕様Line6が実に6年もの歳月をかけて完成させたフラッグシップモデル「HELIX」。 いくつかの観点で「HELIX」の魅力を掘り下げて行きます。
■ツアーグレード仕様な堅牢なボディ これまでのPODシリーズは比較的チープなプラスチックボディだったため、ガンガン持ち歩くとなると正直少し不安もありました。 「HELIX」ではツアーグレードと公式に謳っていることもあって、かなりしっかりとした作りとなっています。
■「アンプ・モデリングの精度」 HELIXを弾いてみてまず一番に思ったのが、「弾き心地がアンプにかなり近い!」という点でした。 最近アンプ・モデリング・テクノロジーが進歩し、かなり実機に近い音を出す事ができるようになりましたが、弾き心地が気持ちよくないと感じる方も多いかと思います。 その点、HELIXの「HXHXモデリング」による、反応や弾き心地といったフィーリングの部分にまで踏み込んだモデリングが、ボリューム操作やピッキングの強弱、PUチェンジなどのニュアンスもしっかり出してくれます。ピッキングの強弱とボリューム操作だけで激歪み〜クリーンまで作る、といった実機のチューブアンプの様な使い方も可能です。 肝心のアンプ・モデリングはというと、POD HDの頃よりも遥かにデジタル臭さがなくなり、かつ非常に太い出音です。特にハイゲイン系のサウンドは流石の一言。 現行のアンプ・シミュレーターの多くは「クリーンとディストーションはかなり精度が高いのにクランチになると途端にペラペラになってしまう」といった物が多いですが、「HELIX」はアンプのような輪郭のハッキリしたギャリっとしたクランチも問題ありません。 特にFender系アンプのモデリングがよく出来ています。
■抜群の操作性 「6.2インチの大型LCDディスプレイ」により、アンプやエフェクトの選択やルーティングの編集などが一目でわかりやすく確認することができるようになりました。 音作りの度にページをめくるのは結構ストレスを感じますので、音には直接関係ない所ではありますが、使い勝手がかなり向上しています。 画面上での操作はジョイスティックを使用します。直感的かつスムーズな操作が可能です。別の項目を操作しようとするたびにカチカチカチカチカチ・・・という作業から解放されます。 そして「タッチセンシティブ・フットスイッチ」です。 フットスイッチがタッチセンシティブになっており、触るとそこにアサインされたアンプ/エフェクトをエディットできるようになってます。 このアサイン自体もほんの一瞬で、スイッチを2秒ほど触っていると、「ここに何をアサインするんだい?」と聞かれるので、選ぶだけです。 個人的に一番便利だと思ったのが「ペダルエディットモード」です。 フロアタイプのアンプ・シミュレーターを使用していると、いざ設定を変えようとするとしゃがみ込む必要がありますが、この「ペダルエディット・モード」はその作業から解放してくれます。 ペダルエディットモードに切り替え編集したいブロックを選択すると、各フットスイッチにパラーメータが自動的にアサインされます。 あとは編集したいパラメータがアサインされたペダルを触った後、本体のエクスプレッションペダルを使ってパラーメ−タを編集!これは今までにない操作感で、非常に新鮮です。 決して安いとは言えない価格帯ですが、PODシリーズからアンプシミュレーターでは長い歴史を持つLine6だからこそできた、かゆい所に手が届いたハイクオリティシミュレーターです。