サントーバン・ルージュ(サンスフル)ジャン・ジャック・モレル Saint-Aubin rouge Jean-Jacques Morel

ビオワイン・ナチュラルワイン：自然派

酸の美しさが歴代でもトップ級！古き良きピノ・ノワールってこれですよね！！ 19年は日照りで不作に。。量を補うために彼の赤のトップキュヴェであるサントーバン Le Banも一緒に混醸。ブドウは房が小さく果皮も厚かったので、渋みが出すぎないように静かに醸し期間も2週間と短めにしました。さらにタンニンの角を取るために樽で18ヶ月と長期熟成させるなど随所に工夫を凝らして仕込んでいます。グロゼイユの赤い果実にシャクヤクやバラの高貴な香りにどこか土を思わせるニュアンスが陰影を描きます。ワインの品質に一番影響する要素が収量なのですが、たった18hL/ha。更に上級のブドウが入ったことで、ラスト・ヴィンテージにしてジャン・ジャックの最高傑作となる赤ワインが誕生してしまいました！！果実味は非常に艶やかで武骨さなどは一切感じないのですが、それでもジャン・ジャックのワインらしく重心の低さと落ち着き、どこか懐かしいキャラクター♪ それもこれも彼の実直なキャラクターとサントーバンの塩気や香ばしさを含んだミネラル感があるからこそ。開けてからも全然崩れないですし、むしろ開いていくことで妖艶なピノらしい柑橘のニュアンスも出てきて、暑い19年とは思えない繊細かつ上品な出で立ち！！現時点で非常〜〜〜に完成度は高いですが、それでもなお伸びしろも感じさせることも含めて、最後の最後に偉大なワインを世に送り出してくれたジャン・ジャックに感謝の気持ちを持って楽しみましょう！(>_ 収穫日は9月13日。収量は日照りにより18hL/haと60%減。SO2無添加。ノンフィルター。樹齢：45年平均　熟成：古樽で24ヶ月

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