ビオワイン・ナチュラルワイン:自然派
暑い19年でここまでの冷涼感!? 静謐な美しさを湛えたガストロノミックな一本!! 19年は早熟の年でしたが、遅霜と夏の日照りで減収に。収穫したブドウは色素が豊かで凝縮していましたが、 夏の猛暑がブドウの成熟にブレーキを掛けたため、酸はしっかりと残った特殊な年になりました。 グロゼイユやクランベリーなどの赤系果実に野バラやスミレ、更には鉱石のニュアンスも。 ピーンと張りつめた酸が19年の味わいの肝! そこに凝縮感が熟成でほぐれ、複雑さを感じる落ち着いた果実味と多層的なミネラル感がプラスされ、 森やお寺や修道院を思わせる静謐な姿に! しかしアルコール度数自体は13.5と低くなく例年に比べればタンニンの量もあり(エグみは一切無いですが!)それでいてこれだけ酸が残っていることからも長期熟成に耐えうるのは間違いなく、 今飲んでも赤身のお肉や根菜など滋味深い食材と合わせて最高のワインですが、 今のこの姿も本格化までの過程かも知れないですね! 収穫日は9月4日〜10月2日。収量は減収で30hl/ha。ノンフィルター。SO2無添加。 DATA 品種 ビオ/赤:ピノ・ムニエ30%、ピノ・ノワール20%、ガメィ30%、カベルネ・フラン10%、コー10% TEC 樹齢:18年〜36年 熟成:古樽で18ヶ月 ワインの飲み頃:2023年〜2053年 容量 750ml 産地 フランス ロワール