ジャン・コクトーの「THEATRE・テアトル」は1957年にパリで刊行された挿画本です。
●画家名:ジャン・コクトー
●作品名:テアトルシリーズ・10
●絵のサイズ:W14×H21cm
●額装サイズ:W34×H43cm
●版画の技法:リトグラフ
●サイン・限定番号はありません ジャン・コクトーの「THEATRE・テアトル」は1957年にパリで刊行された挿画本です。 2巻一組から成りジャン・コクトー自身が製版したオリジナル石版画 (カラー・リトグラフ) 40点と多数のイラストレーションが挿入されています。 この「テアトルシリーズ・10」は二羽の鳥のデザインがとてもかっこよくて印象的な版画作品です。 体は二羽なのに足の部分が一つなのは人間の持つ二つの心を表現しているのしょうか。 ジャン・コクトーのリトグラフの版画はシンプルなのですが、何か訴えてくるものがあるのは、やはりそこが画家としての才能なのだろうと思います。 サイズも飾りやすい大きさなのでプライベートなお部屋にも良いですし、廊下のちょっとした壁に飾っても素敵な版画作品です。 ジャン・コクトーの本物の絵を飾ってある空間はやはり漂う雰囲気が何か違っていると思います。 ジャン・コクトーがリトグラフの版画で制作した絵・「テアトルシリーズ・10」をぜひご自宅のインテリアやプレゼントの絵としてご購入ください。 ジャン・コクトー プロフィール 1889年パリ郊外のメゾン・ラフィットに生まれる。 1917年劇「パラード」の(音楽はエリック・サティ、舞台装置はピカソ)初演。 1919年詩集「喜望峰」を出版する。 1926年劇「オルフェ」の初演。 1929年小説「怖るべき子供たち」を出版する。 1938年劇「恐るべき親たち」を上演する。 1940年小説「ポトマックの終り」を出版する。 1942年映画「永劫回帰」を製作し上映する。 1946年映画「美女と野獣」を製作し上映する。 1947年批評「存在の困難」を出版する。 1949年映画「オルフェ」を製作し上映する。 映画「双頭の鷲」を製作し上映する。 詩、小説、劇作、音楽、映画、絵画の各分野に活躍した世界的な芸術家。 パリの近郊のブルジョア家庭に生まれ青年時代から社交界に出入りし、天才的な詩人として傑作、問題作を作り、現代文学に大きな影響を与えた。 絵画のジャンルではピカソと互いに影響しあい、油絵、素描、パステル画、陶器、カラーリトグラフの版画などを数多く制作した。