単一品種にこだわってブレンドをせず、地元の品種100%でワイン造り。
ヴェゼーヴォとは、ヴェズーヴィオ火山のラテン名です。ヴェゼーヴォは、単一品種にこだわってブレンドをせず、地元の品種100%でワイン造りをしています。また、葡萄や地域の特徴を最大限に生かすためにロータリーファーメンターなどの最新技術を導入しています。ヴェセーヴォのあるカンパーニャは気温も湿度も高く、緑が多く見られます。このエリアは火山性の土壌で、他にないミネラルを含んだ土地です。醸造所は標高400mのところにあり、白ワイン用の畑は更に標高が高い場所にあります。コンサルタントのアルベルト アントニーニは、2ヶ月に1度ワイナリーを訪れ、常駐スタッフとミーティングを行います。収穫時期や最初の醸造を行う時には必ず訪れます。ファルネーゼのチーフエノロゴ、フィリッポ バッカラーロは、最終段階でアドバイスを与えています。 白は、土壌が火山岩質で大変豊かなミネラルを含み、葡萄がハイレベルな品質となるため、樽熟していないにもかかわらず長い寿命を持っています。赤は、より強烈で個性のある香りを表現するために、最初の内は低温発酵を行い、その後、約20〜25日間という長いマセラシオンを経て、ボリュームのあるしっかりとしたスタイルに仕上げています。 このワインは、標高600ー700mのタブルノ山の近くのトッレクーゾ村に所有する自社畑の葡萄50%と、標高200mの契約畑の葡萄を合わせて使っています。標高の高い畑の葡萄はフレッシュさとアロマをもたらし、低い畑のものはより熟していて、しっかりした骨格をワインに与えます。土壌は火山性石灰岩です。柔らかく圧搾、静置して清澄させます。フレッシュさと香りを残すため、12ー14度で低温発酵し、澱を撹拌しながら寝かせます。低温で安定させた後、フィルターを通します。完全なタンクでの醸造・熟成ですが、樽で熟成しているかのようなボリュームがあります。緑を帯びた淡い黄色。リンゴ、蜂蜜、トロピカルフルーツ、白い花、ラムネやミントの洗練された香り。やわらかな口当たりで、ほんのり甘くほろ苦さと粘性のある味わい。ボリュームのある果実味にバランスのいい酸味がある。余韻も長く、複雑で、とてもこの価格とは思えないコストパフォーマンスの高さです。 内容量 750ml 原材料 ブドウ品種:ファランギーナ 保存方法 冷暗所にて保存 原産国名 イタリア カンパーニャ 輸入者 稲葉