単一品種にこだわってブレンドをせず、地元の品種100%でワイン造り。
ヴェゼーヴォとは、ヴェズーヴィオ火山のラテン名です。ヴェゼーヴォは、単一品種にこだわってブレンドをせず、地元の品種100%でワイン造りをしています。また、葡萄や地域の特徴を最大限に生かすためにロータリーファーメンターなどの最新技術を導入しています。ヴェセーヴォのあるカンパーニャは気温も湿度も高く、緑が多く見られます。このエリアは火山性の土壌で、他にないミネラルを含んだ土地です。醸造所は標高400mのところにあり、白ワイン用の畑は更に標高が高い場所にあります。コンサルタントのアルベルト アントニーニは、2ヶ月に1度ワイナリーを訪れ、常駐スタッフとミーティングを行います。収穫時期や最初の醸造を行う時には必ず訪れます。ファルネーゼのチーフエノロゴ、フィリッポ バッカラーロは、最終段階でアドバイスを与えています。白は、土壌が火山岩質で大変豊かなミネラルを含み、葡萄がハイレベルな品質となるため、樽熟していないにもかかわらず長い寿命を持っています。赤は、より強烈で個性のある香りを表現するために、最初の内は低温発酵を行い、その後、約20〜25日間という長いマセラシオンを経て、ボリュームのあるしっかりとしたスタイルに仕上げています。 このワインは、ベネヴェンターノ丘陵に植えられたアリアーニコから造られています。タブルノ山の北東と北西に2ヶ所ある標高200mの畑です。全体の40%に、収穫を1週間遅らせた少しだけ過熟気味の葡萄を使用します。除梗して、注意深く破砕します。26度で10〜15日間醸しを行います。熟成は、フレンチオークのバリック(新樽30%、1〜2年樽70%)で6〜8ヶ月行ないます。黒紫色といえるくらい、しっかりした色調。赤や黒のベリー、スパイス、ビターチョコやナッツの風味があり、酸とたっぷりとした果実の甘味が絶妙のバランスです。ボリュームがしっかりあり、長く余韻が続きます。 内容量 750ml 原材料 ブドウ品種:アリアーニコ 保存方法 冷暗所にて保存 原産国名 イタリア カンパーニャ 輸入者 稲葉