NAXOS
曲目・内容1-4.ピアノ協奏曲 第1番 ハ短調 Op.35第1楽章:Allegro moderato第2楽章:Lento第3楽章:Moderato第4楽章:Allegro con brio 5.弦楽四重奏曲 第2番 イ長調 Op.68 - 第3楽章 ワルツ(ボリス・ギルトブルクによるピアノ編) 6-8. ピアノ協奏曲 第2番 へ長調 Op.102第1楽章:Allegro第2楽章:Andante第3楽章:Allegro 9-13.弦楽四重奏曲 第8番 ハ短調 Op.110(ボリス・ギルトブルクによるピアノ編)第1楽章:Largo第2楽章:Allegro molto第3楽章:Allegretto第4楽章:Largo第5楽章:Largo5.9-13 … 世界初録音アーティスト(演奏・出演)ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)リーズ・オーウェン(トランペット) … 1-4ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団 … 1-4.6-8ヴァシリー・ペトレンコ指揮 … 1-4.6-8レコーディング2016年1月21・22・25日Philharmonic Hall, Liverpool, UK…1-4.6-82016年1月16日Concert Hall, Wyastone Leys, Monmouth…5.9-13商品番号:8.573666ショスタコーヴィチ (1906-1975):ピアノ協奏曲 第1番・第2番弦楽四重奏曲 第8番(ボリス・ギルトブルクによるピアノ編) [ギルトブルグ/オーウェンス/ロイヤル・リヴァプール・フィル/ペトレンコ] SHOSTAKOVICH, D.: Piano Concertos Nos. 1 and 2 / String Quartet No. 8 (arr. for piano) (Giltburg, Owens, Royal Liverpool Philharmonic, V. Petrenko)CD 発売日:2017年01月25日 NMLアルバム番号:8.573666 NAXOS[8.573...]およそ30年のブランクを経て書かれたショスタコーヴィチの2つのピアノ協奏曲。1933年に作曲された第1番はトランペットがピアノと同等に活躍する「二重協奏曲」であり、もともとトランペット協奏曲として書かれた後、ピアノ・パートを書き加え、全体のバランスを取ったという成立経緯があります。また自作や他人の作品からの引用も多く、全体的には同時期に書かれた「ムツェンスク郡のマクベス夫人」と雰囲気が似ています。ピアノとトランペットは時に対立しながらも、第2楽章では美しく陰鬱なワルツを歌い上げます。第2番は1957年の作曲で、彼の息子マクシムのピアノ練習用として書かれました。第3楽章の「ハノン(代表的なピアノの練習曲)」の引用が有名ですが、この曲も第2楽章に美しいワルツが置かれており、ギルトブルグはこれを意識し、“ワルツの作曲家”としてのショスタコーヴィチに焦点を当てることを目論みました。そして彼自身が「弦楽四重奏曲」第8番の第4楽章と、第2番の第3楽章をピアノ独奏に編曲し、そのの繊細なリズムの揺れを表現しています。協奏曲での華麗なタッチとともに、こちらの編曲の妙もお楽しみください。なお、このアルバムのブックレットの詳細な楽曲解説はギルトブルグ自身が執筆しています(英語のみ)作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ショスタコーヴィチ