2019年12月13日発売
曲目・内容ステファノ・ベルナルディ(1577-1637)1-8.6声の『死者のためのミサ』IntroitusKyrieSequentiaOffertoriumSanctusAgnus deiCommunioLibera me, domine9.シンフォニア 第3番10.「主よ、御身へ我が魂をあげん」11.シンフォニア 第4番12.4声の連祷13.シンフォニア 第2番14.「深き淵より我汝に呼びかけん、主よ」ピッチ a'=465 Hz 1/4コンマ ミーントーンアーティスト(演奏・出演)ヴォーチェス・スアヴェス[メンバー]リア・アンドレス、クリティナ・ボネル、ミリヤム・ヴェルンリ (ソプラノ)ヤン・トーマー、ハビエル・ロブレダーノ・カブレラ (カウンターテナー)パオロ・ボルゴノーヴォ、ラファエル・ヘーン、フロリアン・クラマー (テノール)トビアス・ヴィツキー (バリトン)ダヴィデ・ベネッティ (バス)オリ・アムラン (テオルボ)コンチェルト・シロッコ[メンバー]ステファノ・ロッシ (ヴァイオリン)朝吹 園子 (ヴァイオリン、ヴィオラ)ピエトロ・モデスティ (木管コルネット)スザンナ・デフェンディ (アルト・サックバット)キャサリン・モトゥズ (テナー・サックバット)ナサニエル・ウッド (テナー・サックバット、バス・サックバット)ジュリア・ジェニーニ (テナー・ダルシアン、バス・ダルシアン)ルカ・バンディーニ (ヴィオローネ)ミケーレ・ヴァネッリ (オルガン)レコーディング2019年2月6-9日聖マルティン教会、ラインフェルデン(スイス)商品番号:A470『永遠の光 〜 ザルツブルク・レクイエム』ベルナルディ(1577-1637):『死者のためのミサ』モテットとシンフォニア [ヴォーチェス・スアヴェス、コンチェルト・シロッコ] BERNARDI, S.: Vocal Ensemble and Chamber Music (Voces Suaves, Concerto Scirocco)CD 発売日:2019年12月13日 NMLアルバム番号:A470 Arcanaヴェローナ出身ザルツブルクで活躍した知られざる作曲家、ベルナルディのレクイエム初録音!ヴェネツィアの聖マルコ大聖堂で聖歌隊の楽長を務めたジョヴァンニ・クローチェの作品集(A439)に続き、ヴォーチェス・スアヴェスとコンチェルト・シロッコが私たちを誘うのはザルツブルク。モンテヴェルディと同時代にこの地で活躍した、ヴェローナ出身のステファノ・ベルナルディの作品集です。1628年から34年までの間、彼は新しく建造されたザルツブルク大聖堂の初めての聖歌隊楽長を務め、そのキャリアのピークを迎えていました。彼は特にここに収められたような多声声楽作品と器楽作品の発展の中で、イタリアの新しいスタイルをザルツブルクに根付かせることに大きく貢献し、現在ではこの地の音楽の祖と見なされています。彼の音楽の高い水準を示す証として、今日までザルツブルク大聖堂のアーカイヴに残されている素晴らしい『レクイエム』を挙げることが出来るでしょう。とりわけ強く印象に残るのは「続唱」のパートで、ここには有名なグレゴリオ聖歌「怒りの日」が引用されています。このベルナルディの『レクイエム』とモテットは世界初録音となります。収録作品のうちシンフォニアは器楽合奏によるものですが、全ての声楽作品においても、オルガンのほかサックバットを中心とした合奏が鳴り響き、同時代のヴェネツィア楽派を連想する壮麗な音楽を堪能することができます。モーツァルトより一世紀半前、ビーバーが着任する前のザルツブルクでいかにイタリア流儀の音楽が根づいていったか、この貴重な録音で明らかになるでしょう。ヴォーチェス・スアーヴェス&コンチェルト・シロッコは古楽復興の一大拠点バーゼルで学んだ俊才が集う実力派古楽グループ。近年急速に欧州で注目を集めつつある名団体で、日欧での活躍が目立つ朝吹園子氏の参加も心強いところです。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)ベルナルディ