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曲目・内容ピーター・リーバーソン(1946-2011)1-6.『IX REALMS - 六道』(2000) - アンプリファイド・チェロとオーケストラのためのThe Sorrow of The World - この世の悲しみ(修羅道)The Hell Realm - 地獄道The Hungry Ghost Realm - 餓鬼道The Animal Realm - 畜生道The Human Realm - 人間道The God Realm and The Jealous God Realm - 神の領域と嫉妬深い神の領域(天道)7-11.『Songs of Love and Sorrow - 愛と悲しみの歌』(2010) - バリトンとオーケストラのためのソネット 第46番 “Des las estrellas que admiré、...”ソネット 第12番 “Plena mujer、 manzana carnal、 luna caliente...”ソネット 第52番 “Cantas y a sol y a cielo con tu canto...”ソネット 第69番 “Tal vez no ser es ser sin que tú seas...”ソネット 第82番 “Amor mío、 al cerrar esta puerta nocturna...”アーティスト(演奏・出演)アンッシ・カルットゥネン(チェロ) … 1-6ジェラルド・フィンリー(バス・バリトン) … 7-11ハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団レコーディング2019年12月ヘルシンキ・ミュージック・センター、フィンランド[7-11のみライヴ]商品番号:ODE-1356リーバーソン(1946-2011):愛と悲しみの歌六道 [アンッシ・カルットゥネン(チェロ)/ジェラルド・フィンリー(バス・バリトン)/ハンヌ・リントゥ(指揮)/フィンランド放送交響楽団] LIEBERSON, P.: Songs of Love and Sorrow / The Six Realms (G. Finley, A. Karttunen, Finnish Radio Symphony, H. Lintu)CD 発売日:2020年09月11日 NMLアルバム番号:ODE1356-2 Ondineアメリカの作曲家ピーター・リーバーソン(1946-2011)の作品集。コロンビア・レコードの社長ゴダード・リーバーソンと振付師ヴェラ・ゾリーナを両親に持ち、恵まれた環境で音楽教育を受けたリーバーソンは、30歳の時にニューヨークを離れ、かねてから興味を抱いていたチベット仏教の研究を始めました。その後、マサチューセッツに於いて、瞑想プログラムで知られる「シャンバラ・トレーニング」を監修するなど仏教思想に耽溺、これは彼の考え方に大きな影響を与えています。「六道」はまさに仏教思想から生まれた作品で、アンプリファイド(電気増幅)・チェロとオーケストラによって、一切の生きとし生けるものが輪廻を繰り返す世界が象徴的に描かれています。「愛と悲しみの歌」はリーバーソンの2度目の妻となったロレイン・ハント・リーバーソンのために構想された歌曲集。彼が愛妻のために書いたのは「ネルーダの歌」がよく知られていますが、こちらはその初演後すぐにボストン交響楽団から委嘱されたものでした。しかしロレインが亡くなり、作曲家自身も病を宣告されたため仕事は中断。少しだけ時間を置いてからリーバーソンは改めて作品に取り組み、2010年にようやく完成させることができたのです。同じ「ネルーダ」の詩が用いられた歌曲集はフィンリーのために書かれており、リーバーソンは作品の初演を見届けた翌年、療養先のテルアビブでこの世を去りました。今作ではハンヌ・リントゥが見事に2つの作品をまとめ上げています。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)リーバーソン