ご注文前に必ずご確認ください19世紀の日本において、時代の要請と社会の動向の複雑な作用の交錯のうちに、青年たちはいかにして文学史を作り上げていったのか。最初の日本文学史の構想とその生成過程を、1880年代当時の東京大学文学部の史料精査と、そこで学び育った研究者たちの著作の分析を通して考究する。第1章 一九世紀における日本文学の範囲第2章 最初の国文学史の生成過程(一八九〇年)第3章 一八・一九世紀における歴史・文学・国民—比較文化的素描第4章 一八八〇年代の力学の中で第5章 日本文学のコーパスへ向けて(一八九〇年)結論 芳賀矢一はギュスターヴ・ランソンか?商品番号:NEOBK-2813562Ema Nyueru Ro Zuran /