ご注文前に必ずご確認ください子どもや伴侶の顔を忘れる。自分の名前も忘れる。昨日のことも覚えていない—。認知症やその他の病気による脳への不可逆的なダメージを負った人が、ある日突然ふつうに話し始める。まるで「昔のあの人」が帰ってきたかのように。これまでほとんど研究されてこなかった、しかしたしかに多くの報告があるこの現象「終末期明晰」は、いったい何を意味しているのだろうか。本書は科学に根ざして書かれながら、自己や魂についての哲学的な問いへと読者を誘う。第1部 「だれか」であることについて(「だれか」であり、「やがて死を迎える」ことについて死と病、そして「わたしたちは何者か」をめぐる問い自己の回復ことの始まり)第2部 終末期明晰(実態解明に向けて—パイロット調査とその影響「話しがしたい」—思わぬものを目撃した人々の孤独網を投じる目撃者の証言)第3部 死ぬときの心、遍在する心(白いカラス極限状態の心と脳死ぬときの心死の間際の知覚死の間際の心と記憶と視覚臨死体験と終末期明晰を関連づけるよりよく理解する)第4部 人格、死、意味(保護された自己なぜそれが重要なのか)商品番号:NEOBK-2961499Arekusanda Bateiani / Cho Miwa Miyako / Yaku / Shi No Mae ”Ishiki Ga Hakkiri Suru Jikan” No Nazo Ni Semaru ”Shumatsu Ki Meiseki” Kara Namatoshi to Sono Hazama / Original Title: Thresholdメディア:本/雑誌重量:316g発売日:2024/03JAN:9784046067203死の前、「意識がはっきりする時間」の謎にせまる 「終末期明晰」から読み解く生と死とそのはざま / 原タイトル:Threshold