ご注文前に必ずご確認ください民主主義とは、「ケア責任の配分に関わるもの」である。これまでの民主主義論が前提する自律した政治的主体と近代以降のリベラルな個人像を批判、「ケア」を社会の周縁に封じ込めてきたその権力性を問い、誰もが「他者に依存せざるをえない存在」という平等観の下での社会を構想する。“ケアに満ちた民主主義”を提起するトロントの主著、待望の邦訳!ケアがもはや「くつろぎの場」にはないとき第1部 ケアリング・デモクラシーの構想(民主主義の再定義—ケア責任論争の解決へ向けてなぜ自己責任は民主主義にとって不十分なのか)第2部 いま私たちはいかにケアしているか(タフな男はケアしない、のか?—ジェンダー、自由、ケア私事化されたケアの悪循環—ケア、平等、民主主義市場はケアすることができるのか?—市場、ケア、正義)第3部 民主的ケア実践とケアリング・デモクラシーを想像する(民主的にケアすることケアリング・デモクラシー)商品番号:NEOBK-2963984Joan C. Toronto / Cho Okano Hachi Dai / Kanyaku Soma Naoko /