綿のルーズスウェット生地を使用したキャスケットキャップをクマノザクラで染め上げ少しお洒落な感じのキャップに仕上げました。
カラーベージュ系ピンク
※手染めの為、色合いなど一定しません。素材綿80% ポリエステル23%染色染色素材:クマノザクラ(クマノザクラ剪定材樹皮) 媒染素材:ミョウバンサイズ頭周り:約58cm1915年(大正4年)のオオシマザクラ以来、100年ぶりとなる新種「クマノザクラ」を原料として染め上げた商品です。「クマノザクラ」は紀伊半島南部の山間部に元々自生していた桜で、特徴としては咲く時期がヤマザクラやソメイヨシノより2〜3週間早い時期に咲き、一般的に2月〜3月が見ごろとなります。花の特徴として従来の桜は花弁が白、薄紅色なのに対し、クマノザクラは淡紅色です。「熊野桜染め」はクマノザクラの倒木したものや剪定された枝や幹の樹皮の部分を利用し、粉砕したものを天日乾燥させた後、染液となる原材料として使用しています。1時間ほど炊き出し、濃い赤に煮詰まったところにTシャツやストールなどの製品を入れ撹拌、みょうばんでの媒染をして完成に至ります。労力や時間のかかる工程ですが、一点一点を丁寧に地道な作業を経ることできれいなベージュ系ピンクの春らしい色合いに染めあがります。