記事 ~2023年 10/31~ 高冷地からの入荷品につき、早い時期から紅葉、落葉が始まっております フロックスは寒暖差で葉に黒っぽい斑点が入りますが、病気ではありません ご承知ください(色素、ポリフェノールが表面に出るものです)
※庭植え等可能です
■ ハナシノブ科 宿根草(耐寒性多年草)冬季半常緑~落葉種
■ 学 名 : Phlox paniculata 'Blue Paradise'
■ 別 名 : クサキョウチクトウ オイランソウ など
■ 花 期 : 夏
■ 草 丈 : 80~100cm前後(生育後・花丈も含む)
■ 株張り : 50~70cm前後(生育後・環境差がある)
■ 耐寒性 : 強い(-15℃~-25℃
※環境差がある)
■ 耐暑性 : 強い
■ 日 照 : 日向
■ 原産地 : 北アメリカ(原種の主な自生地)
■ お届けの規格 9〜10.5cmポット苗 咲き始め赤紫で、咲き進むと徐々に青く変化する 生育が早く丈夫で1mにもなる大型種 一輪で4cmもある大輪花が一面に咲き揃う姿は見ごたえ充分 満開頃は香りもすばらしく、数多いブルー系の中で特におすすめの品種 〜担当スタッフのコメント〜 今のところ、完全なブルーと呼べるパニキュラタ系の宿根フロックスは存在しませんが、それにしても本種は良い品種です。 咲き始めはピンクがかった赤紫で、導入当初はブルーパラダイスの名はなぜ?と疑問に思いましたが、その後、咲き進むにつれ、どんどん紫に変化し、満開になった花を夏の夕暮れ時に見たときは完全なブルーだと錯覚しました。微妙な花の変化が美しい品種です。 良い香りも辺りに漂い、まさにブルーパラダイスの名にふさわしいと思います。 また、この品種は返り咲き性が強いため、秋などに花が見られることもあります。 寒冷地など、秋の寒くなる頃に咲く花は見とれてしまうようなブルーになるときがあり、毎年楽しみにしています。 新品種ではないものの、見応えある花、丈夫さ、よい香り、美しい花色の変化、とブルー系では一番のおすすめ品種です。 咲き始めの花色 大きく美しい花です 咲き進み、満開頃 徐々に青みがかってきます 秋の返り咲き 〜宿根フロックスについて〜 寒さ、暑さに強く、とても丈夫で育てやすい花です。 真夏に咲く宿根草は少なく、夏花壇はさみしくなりがちですので、夏咲きで暑さに強いフロックスはとても重宝します。小花が集まってボリューム感のある花房となり、立ち上がるように何本もの花を上げ、元気な印象で存在感があります。夏に休んでいる花たちの代わりを補って余りあるほどですから、夏花壇の主役におすすめです。 花期が長く咲き終わっても花房の芯から再び花が咲き、咲き終わったはずが数日後にまた満開といった感じで繰り返し咲きます。 植え場所は日向であれば乾き、湿気にも強く土質も選びません。ただ、うどんこ病にかかる事がありますので、風通し良い場所に植えてください。各種、地下茎やこぼれダネなどでも殖えます。 お届けする苗について(当店は寒冷地です) 通年、栽培管理を行いながら販売しておりますので、お届けの季節により苗の状態は様々です。おおよそ下記のとおりですのでご参照ください 春〜夏 芽吹き〜開花前〜開花中または花後剪定済み 秋〜冬 落葉前〜紅葉(季節的に葉に斑点や葉先の枯れが出ます) 冬〜春 低温管理していますので冬から早春は地上部はありません ↑苗の様子 春頃 ↑苗の様子 夏頃
※季節により姿は大きく変化しますので参考程度にご覧下さい
※春や秋など寒暖差で葉に黒褐色の斑点が出ることがありますが、生育には問題ありません 基本的な管理 日 照 寒冷地 日向 暖 地 日向 耐乾性 普 通 ある程度耐えます 耐湿性 普 通 ある程度耐えます 剪 定 花後に花茎を切る程度 肥 料 春か秋が適期 (ほぼ不要、生育が思わしくない場合のみ) 増 殖 株分け 挿し木 こぼれダネ 消 毒 うどんこ病にかかる事がありますが ベンレートなど市販の薬剤で対処できます