錯覚のリアリスト
76.0mm 4.3g Floating 2009年ベントミノー86をリリース以降、その湾曲(ベント)したボディは、泳がせても止めたままであっても、ターゲットは劇的に違う反応の見せ続けてきた。しかもバスだけでなくシーバス・シイラ・トラウトなど魚種を問わずあらゆるフィッシュイーターに驚きの効果を発揮。さらにその釣果と評価は国内に留まらず世界を席巻している。年間220万部を発行するOUTDOOR CANARA誌のフィッシング版において世界中のルアーメーカーを対象にした2010年BEST TOP WATER LURE部門で1位を獲得するに到った。 ベントミノー76はアングラーの多いハイプレッシャーな状況やベイトフィッシュが小さいフィールドでも、より多くのバイトを確実に得るために開発された。サイズダウンしても圧倒的誘発力は健在で究極のナチュラル3Dダートアクションでターゲットを悩殺する。最大の特徴であるベントしたボディは、泳ぐ力を失い水面に横たわる小魚をスーパーリアルに再現。止めているだけでもターゲットの反応が明確に違うことでその効果を証明してくれる。この視覚的要素もさるころながら、特筆すべきは他に類を見ない唯一無二のアクション。上下左右斜めと予測不能の3Dダートアクションは、ターゲットを疑わせることなく錯覚させ、現実にバイトに持ち込んでくれる。 「O.S.Pプロスタッフ折金一樹によるベントミノー76Fの春の高滝湖の実釣映像を公開!」 『シルエット』 水中から見た静止のベントミノーは瀕死の小魚で、ターゲットに“たやすく狩れる”と錯覚させる。また、プラグならではのリアルなカラーリングは、本物さながらの艶めかしさで誘い、動き出せば湾曲ボディにしかだせない曲線的なフラッシングでナチュラルにアピールする。その効果はフィッシュイーターはもちろん人間の視力の約8倍と言われる猛禽類でさえ見間違う、まさに生きたルアーである。 『アクション』 狙いはペンシルベイトやショートリップミノーには出せない”体で曲る曲線的なくねりアクション”。ダートも距離ではなく、どちらに曲るか分からないトリッキーな3Dダートである。しかも弱った小魚を演出するために、糸ふけを軽く張る程度のソフトなロッドワークで首を振ってくれ、その移動距離の短かさにより一点でじっくり誘うことができるのも大きなメリット。リップ付きルアーには不可能で、かといってリップレスミノーにも不可能な独自のアクションは未体験の爆発的な働きを見せてくれる。基本のアクションは4つ。