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日本では、二〇〇〇年以降、タワーマンションが乱立する状態になっている。空き家が急増する中、これ以上、大量に住宅を供給する必要はあるのか? またマンションには欠かせない大規模修繕も、タワマンは多額の費用がかかり、破綻の兆しを見せている。この道三〇年以上になる住宅ジャーナリストが、住環境、健康、子どもの育ちへの影響など多角的な視点から、住まいとしてのタワマンを徹底検証。あらゆる点から、いま、タワマンは「限界」にきているーー。その不都合な真実を明らかにする! ≪主な内容≫
●なぜ番地にはタワマンがないのか?
●住宅の業界人はタワーマンションに住んでいない
●タワーマンションは未完成の住形態
●タワーマンションの大規模修繕は想像以上に困難
●2037年、いくつかのタワーマンションが廃墟化する
●災害に弱いタワーマンション
●タワマンに住むと心身の健康に支障をきたす?
●「タワマンの子どもは成績が伸びない」
●子どもの心を蝕む階層意識
●ヨーロッパの国では高層階で子育てをしないよう指導画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。
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