・旭化成エレクトロニクス製の最新DACチップ「AK4493SEQ」をデュアル構成で搭載:K7BTには、旭化成エレクトロニクス(AKM)社が先代モデルである「AK4493EQ」を現在の高音質技術で再設計した最新のDACチップ「AK4493SEQ」を左右のチャンネルにそれぞれ1基ずつ使用するデュアル構成で採用しています。 進化したVELVET SOUNDテクノロジーに基づいて設計された「AK4493SEQ」は、インピーダンスの最適化によって消費電力を効果的に抑制しながらも、豊かな情報量や音のスピード感、リアルな空間表現を追求。またノイズ設計を見直すことによって、カタログスペック以上に聴感上のノイズ感を大きく改善しています。スペック上のS/N比は最大128dB、THD+Nは-115dBと優れたアナログ特性を実現します。・DACからヘッドホンアンプ部までの完全バランス設計を採用:K7BTのオーディオ回路は最上位モデルであるK9 Pro ESSと同じアーキテクチャに基づいて設計されており、「DAC、ローパスフィルタ、ボリュームコントロール、バッファアンプ、プリアンプ、ヘッドホンアンプ」の6ブロックで構成されるフルバランス回路となっています。 左右のチャンネルで分けられた各ブロックに差動信号の入力を徹底することで、音質に悪影響を及ぼす相互干渉が極限まで排除され、より信号に忠実な高次元の音楽再生を可能とします。・FiiOとTHXの共同開発による「THX-AAA 788+」ヘッドホンアンプ回路を2基搭載:K7BTはFiiOの据え置きヘッドホンアンプ最上位モデルであるK9 Pro ESSと共通の「THX-AAA 788+」アンプ回路を搭載しています。この回路は高能率から低能率まで、あらゆるヘッドホン再生において理想的なディテールとダイナミクスを提供するため、「THX-AAA 788」回路をベースにしてFiiOとTHXが共同で開発したアンプ回路です。 K7BTではフルバランス構成を徹底し、左右のチャンネルあたり1基ずつ、合計2基搭載することによって、32Ω負荷時に最大2000mW、300Ω負荷時に最大560mWの高出力を実現します。・XMOS製「XUF208」を採用で、PCM 384kHz/32bit、ならびにDSD256の再生に対応:K7BTは、USBデコードチップにXMOS製の「XUF208」を採用しています。このチップを搭載することでPCMは最大384kHz/32bit、DSDは最大DSD256(Native)、DSD128(DoP)のデコード能力を備え、デュアル・クロック管理技術によって入力されたソースに対して常に最適なクロックを選択することで、高品質なD/Aコンバートを実行します。・Qualcomm製「QCC5124」を搭載し、高品質なワイヤレス伝送に対応:K7BTは、Qualcomm製のBluetooth SoC「QCC5124」を搭載。LDAC、aptX HD、aptX Adaptiveなどの高音質なBluetoothコーデックの受信に対応します。 また、スマートフォン向けに配信されているFiiO Controlアプリと連携することで、接続コーデックの変更や本体ファームウェアのアップデートを行うことが可能です。・クリーンな独立電源供給回路設計を採用:K7BTは音質に悪影響を及ぼす電源ノイズを抑制するために、回路の各ブロックにそれぞれ独立した電源供給を行う電源供給回路設計を採用しています。12Vの外部スイッチング電源から供給された電力は各ブロックを担当する低ノイズLDOによってクリーンな状態に保たれ、それぞれ適切な量に調整された上でコンポーネントに供給されます。・微細な音量調整を可能にするADCボリュームコントロール機能:K7BTには音量調整のためにADCボリュームコントロール機能を採用しています。この方式では音楽信号を流した可変抵抗を直接操作するアナログボリューム方式とは異なり、ボリュームノブの回転変化量をAD変換した値に基づいてボリュームICを制御することによって音量調節を行います。 アナログボリュームの問題点である左右の音量差やノイズを排除しながらも、112段階の細やかな音量調整が可能となりました。・2段階のハードウェアゲイン調整機能を搭載:K7BTでは、本体前面のGAINスイッチを操作することによって、High(高)とLow(低)の2段階からゲインの調整が可能です。接続するヘッドホンの能率に合わせてゲイン調整を行い、常に快適な音量レベルで音楽を楽しめます。・多彩な入出力を備え、オーディオシステムの中心に使用可能:K7BTはUSB端子、RCA同軸端子、角型光端子を使