【パーカーポイント 92点】
オレゴン特有のジョリーと呼ばれる火山性土壌から豊かな果実味とスパイスの風味 『デクヴェルト・ヴィンヤード』はウィラメット・ヴァレーの中心にあるダンディー・ヒルズA.V.Aに所在する単一畑です。所有する約7ha弱のうち、6ha弱でピノ・ノワールが育てられており、オレゴン特有のジョリーと呼ばれる火山性土壌から豊かな果実味とスパイスの風味が感じられるワインが生み出されます。 生産者レゾナンスResonanceワイン名デクヴェルト ヴィンヤード ピノ ノワールDecouverte Vineyard Pinot Noirヴィンテージ2015容量750ml解説パーカーポイント: 92点予想される飲み頃:2020 - 2025The 2015 Pinot Noir Découverte Vineyard has a medium ruby color and scents of rhubarb, cranberries, forest floor and mushroom with touches of cinnamon stick, blackberries and black cherries. It’s medium-bodied, smoothly textured but firm, with great freshness to lift the dense finish. 500 cases produced.(The Wine Advocate, Apr 24, 2020) ブルゴーニュの名門ルイ・ジャドが手掛けるオレゴンワイン レゾナンス Resonance 新世界で際立つピノ・ノワールのエレガンスルイ・ジャドの新しい冒険1859年の創業より、ルイ・ジャドはピノ・ノワールの銘醸地フランス、ブルゴーニュでワインを造り続けてきました。そんなブルゴーニュの名門ルイ・ジャドが、2013年、アメリカ・オレゴンのヤムヒル・カールトンにあるレゾナンス・ヴィンヤードを購入し、新たな挑戦を始めました。ルイ・ジャドはこの冒険的ともいえる事業に踏み出す前に、何度も現地へ足を運びました。そして畑だけでなく、そこから生み出されるワインや働く人々などから、ルイ・ジャドの新しい出発に絶好の地と判断し、新しい事業へと乗り出したのです。このレゾナンス・ヴィンヤードを出発点としたプロジェクトを「レゾナンス」と称しました。壮大なプロジェクトのためのチームこの壮大なプロジェクトを遂行するためにふさわしいチームが必要でした。42年間ルイ・ジャドの醸造責任者を務めたジャック・ラルディエール、そして社長ピエール・アンリ・ガジェの息子チボー・ガジェが加わり、新たな挑戦を始めました。現在、レゾナンスの醸造にはジャックと2017年にルイ・ジャド社から赴任したギヨーム・ラルジュが、統括にはチボーがあたり、新天地でのワイン造りに取り組んでいます。自社畑の拡大2013年、最初に購入したレゾナンス・ヴィンヤードはウィラメット・ヴァレー地区にあるAVAヤムヒル・カールトンにあります。畑は海岸山脈を起点に西から東へ低く伸びる尾根の凸部にあり、土壌は主にウィラケンジー(古い海洋性の堆積物)とヤムヒル(玄武岩土壌)で構成されています。1981年に最初の自根によるブドウが植樹されました。2014年、2番目に取得した畑は、AVAダンディー・ヒルズにあるデクヴェルト・ヴィンヤードです。鉢状の地形にある南向きの畑は、ジョリー・ローム土壌で構成されています。その後も、ウィラメット・ヴァレーをメインに優良な自社畑の拡大に努めています。ピノ・ノワールの銘醸地『オレゴン』オレゴンでは、ピノ・ノワールから非常に良質で素晴らしい品質のワインが生産されます。オレゴンの栽培面積のおよそ6割を占めているのがピノ・ノワールです。一般的にカリフォルニアのピノ・ノワールは、果実味が豊富で酸味が少なく、全体的にヴォリュームのあるものが多い印象ですが、オレゴンのピノ・ノワールは果実味のバランスが良く、なによりきれいな酸があります。それはカリフォルニアより冷涼で、ピノ・ノワールの栽培に理想的な環境にある為です。最高のオレゴンのピノ・ノワールは、複雑で新鮮な果実味を持ち、オークや土やキノコの風味を感じられます。また、シャルドネもカリフォルニアと比較して生産量は少ないですが、素晴らしい品質のワインが生産されています。オレゴンのシャルドネは一般的に爽やかで、高い酸味をもち、柑橘類から熟した果実(トロピカルフルーツ)など幅広い風味を持つことがよくあります。 レゾナンス 一覧へ