DOMAINE CHRISTIAN MOREAU CHABLIS GRAND CRU LES CLOS
大切なあの方へ。ギフトラッピングはこちらから ≫≫≫ スラン川右岸に位置。当ドメーヌの区画は、レ・クロの南向きの斜面中腹部に3ha広がり、土壌は非常に白く密な粘土が混じった、大変小石が多いキンメリジャン(ジュラ紀後期)の泥灰土から成っています。 レ・クロらしい引き締まった酸味と豊かなミネラル分を持ち、柑橘系の香り豊かな凝縮感のあるワイン。 温度調整されたステンレスタンク65%、約22℃で発酵。樽35%(2・3年古樽90%、新樽・1年古樽10%)、6ヶ月間。12ヶ月間の瓶熟。
●生産地:フランス/ブルゴーニュ
●葡萄品種:シャルドネ
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●写真はイメージとなり、ラベルデザインやヴィンテージが異なる場合がございます。クリスチャン・モロー Domaine Christian Moreau モロー家の歴史は1814年に製樽業を営んでいたジャン・ジョセフ・モロー氏がネゴシアン“J.モロー・エ・フィス”を設立したのが始まりです。1850年からはかつてシャブリのオスピス(施療院)が所有していたクロ・デ・ゾスピスを単独所有するなど、シャブリの第1人者としての名声を築きました。 その後モロー社は、カナダ系企業に売却され、1997年にはブルゴーニュの大手ネゴシアンのボワッセに再度売却されました。この時クリスチャンは、品質に対する方針の違いから、所有する畑のブドウを供給する契約の解除を勧告し(最初の売却時にブランド名と工場は売却したが、畑の所有権は売却しなかった)、5年間の猶予付きの条件で契約は合意しました。そして2002年、所有する畑のブドウを自由に使えることとなり、念願叶い自身の名でワインを造ることが出来るようになりました。今日栽培・醸造の責任者は息子のファビアン氏に移行し、クリスチャンはアドバイスにまわっています。 モロー社が所有する畑は約12haです。うちグランクリュが5.5ha、プルミエクリュが4.5haを占めその中にはクリスチャンの父、ギー・モローが70年前に植えた老樹のプルミエクリュ ヴァイヨンや、シャブリを代表するグランクリュ レ・クロの銘醸畑クロ・デ・ゾスピスなど傑出した畑を所有しています。 収穫は手積みで行われ、選果台を兼ねた収穫用の車を畑に横付けして収穫と選果を同時に行います。これは、健全な葡萄だけを人間の目で選び取り、果皮の破砕で漏れた果汁の酸化を防ぎフレッシュなワインを作るためには必要不可欠な行程であるとファビアン氏は言います。 年間60万本という膨大な量を工業製品的に作りだしていたJ・モロー時代には決して出来なかった、量から質への転換による手作り感がクリスチャン・モローのワインに感じ取れる要因のひとつといえます。 オーク樽で醗酵させる比率は、グランクリュで50%、プルミエクリュで30%が目安となりますが新樽の比率はいずれも高くありません。残りは小型のキュービックタンクを用いて醗酵を行い、ヴィラージュクラスは中型のステンレス樽を使用します。どっしりとした風格の中にシャブリ特有のミネラル分と上品な酸をしっかりと感じ取ることが出来ます。