アメリカンオークとフレンチオークで6ヶ月熟成。 やや紫がかったルビー色。 樽熟成由来のスモーキーなコーヒーやココア、甘い ヴァニラ香、赤い果実系のベリーやチェリーの香り。 まろやかな酸とよく熟した赤い果実味で程よく凝縮 したボディがあり、良質なタンニンも十分にあり程 よくこなれた感じ。一つ一つがバランス良く整って いるので飲みあきしない逸品です。 パーカーポイント:90点パーカーポイント90点でこの価格! まさにラ・マンチャレボリューション!! 「良いの入りましたよ!」 とは当店の近くのインポーターさん・・・ 近いから散歩がてら(?)によく来られるのですが、第一声がに発したのがこの一言! 「暑いのに赤ワインはどうかな?」って思っていたのですが、仕方なくテイスティング。 「うわっ!スッゴイ香りだね!」 コルクを開けた瞬間思わず言ってしまいました。 何が凄いってコーヒー、ココア、燻製のスモーキーな香りがすさまじく立ち上るのです。いかにも濃そうな香りです。ブルーベリーなどの果実香を完全に抑え込んでいます。 グラスに注ぐと濃い色あい、でもやっぱり凄い香り・・・若干果実香は上がりますが、やっぱり燻したてのコーヒーのような香りがプンプン!!「やっぱり凄い香りだね?・・・でも美味しそう・・・。」 アタックは若干ソフトですが十分すぎるタンニンと後から押し寄せる甘い熟した果実味。なかなかのモノです。余韻も十分長くてスモーキーさが心地よく残っていきます。 ワイン案内書に目を移しながら 「結構良いね!へぇパーカー90点なんだ!どうりでね。」 「ほんで、いくらナン?」とそれまで黙っていたインポーターさんに尋ねると 「ニンヤリ」と不吉な笑いを浮かべながら、自信満々に「コレです!」 って口に含んでいたワインを思わず噴き出しそうになりながら 「エエーーッ!!千円以下!!!!」 ビックリです。驚きです。いいのかこんなに安くって!! 「まさにラ・マンチャ レボリューション!!」 1950年に設立した協同組合が事業拡大の後、1988年 に地元の生産者と共にボデガス カンポ レアレスを形 成。ラ マンチャの伝統を踏まえた上で、最新の技術を 積極的に取り入れてきました。 ワインメーカーはラ マンチャワインの改革を進める新し い世代の醸造家の一人、ラファエル カニサレス氏が 担当、マネッジングディレクターのホセ アントニオ イダルゴ氏は前のワインメーカーです。ワインを熟知 したスタッフも特徴です。 現在、標高700mの地に広がる4000haもの畑を所有。 リオハやリベラ デル デュエロ等にバルクでの販売を しながら、自身の名の下で高品質なワインを瓶詰めし ています。 2500万本の生産能力がある中で、ボトリングされるの はよりすぐった葡萄のみ。そうすることにより、驚くほど コストパフォーマンスの高いワインを生産しています。 お手頃な価格帯ながらもかなり評価の高いワインを 造り出す、まさにラ マンチャ レボリューションのリー ダー的な生産者です。 左:Mgディレクター ホセ アントニオ イダルゴ氏 右:ワイン醸造者 ラファエル カニサレス氏