![つながりと流れがよくわかる 西洋音楽の歴史 《楽譜 スコア ポイントup》](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/score/cabinet/img22/9784865592276.jpg?_ex=128x128)
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■序章: はじめに知っておきたいこと 西洋とは ヨーロッパ大陸の主人公たち フランク王シャルル、西ローマ皇帝に [ポイント1]古代ギリシャの音楽観と西洋音楽 アポロンとディオニュソス/音楽のシステムは小宇宙 音楽には役割がある/現在のヨーロッパ世界への影響 [ポイント2]ユダヤ教、キリスト教、イスラム教
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西洋音楽の始まり[中世〜ルネサンス] [第1節]教会の歌−−祈りの歌 フランク王国とローマ教会/グレゴリオ聖歌と付け足し加工 オルガヌムと多声音楽/大問題発生−−音楽と時間 [第2節]宮廷歌人の歌−−心の歌 もうひとつの出発点/詩をつくって歌う宮廷人たち [第3節]技術改革の時代「アルス・ノヴァ」−−決定版・音楽づくりの道具 『アルス・ノヴァ(新技術)』までの道のり 素材の加工から創作へ 響きも形も美しい歌をめざして−−ルネサンスへの道 [第4節]ルネサンス時代の音楽 ルネサンスの到来 第1期 新旧様式の交代期−−ブルゴーニュ楽派 第2期 ルネサンス様式の確立−−フランドル楽派 第3期 ルネサンス様式の完成と爛熟−−イタリア バロックに向けての二つの底流 楽器と音楽/宗教と音楽■
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「神の音楽」から「人の音楽」へ[バロック〜古典派] それは激しい感情を訴える独唱歌曲から始まった モノディ様式 [第1節]声のドラマ オペラと声楽曲 「モノディ様式」以前のドラマ/オペラの誕生−−フィレンツェ マントヴァとモンテヴェルディ/ローマ ヴェネツィアと商業劇場の発展/ヨーロッパ諸国へひろがるオペラ オペラ以外の声のドラマ−−オラトリオ、カンタータ ナポリ派の隆盛/メタスタージオとオペラ・セリア 喜劇オペラ−−「ブッファ」と「インテルメッゾ」 グルックのオペラ改革/18世紀後半−−ナポリ派の国際化 古典派時代のオペラ−−モーツァルト [第2節]音のドラマ−−バロックの器楽 ひとつの楽章のなかのドラマ、多楽章によるドラマ組曲 バロック時代のソナタ 1 演奏形態による分類 2 楽章構成による分類 バロック時代のコンチェルト(協奏曲) 1 コンチェルト・グロッソ(合奏協奏曲) 2 ソロ・コンチェルト(独奏協奏曲) フーガ/即興的な形式/変奏曲/コラール前奏曲 [第3節]絶対音楽の完成にむけて−−古典派への道 後期バロックから初期古典派へ ギャラント様式/多感様式 初期の交響曲 ミラノ/マンハイム/ベルリン/ウィーン [第4節]交響曲の誕生とソナタ形式−−古典派の時代 管弦楽曲−−交響曲とコンチェルト 交響曲/コンチェルト(協奏曲) セレナード、ディヴェルティメントなど 室内楽曲と独奏曲 弦楽四重奏曲/ソナタ■
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西洋音楽のたわわな実り、そして・・・[ロマン派〜現代] [第1節]音の魔術師たち ロマン派のオーケストラ音楽とピアノ音楽 オーケストラ音楽 19世紀前半−−シューベルトからベルリオーズまで 19世紀後半−−交響詩の成立と交響曲の復活 ピアノとピアノ音楽 ピアノと家庭音楽、サロン音楽とヴィルトゥオーゾ 性格的小品 [第2節]声の魔術師たち ロマン派のオペラと歌曲 フランスのオペラ 革命期/19世紀前半/19世紀後半 イタリアのオペラ ロッシーニの偉大な仕事/ベッリーニとドニゼッティ 巨人ヴェルディ/ヴェルディ以後−−ヴェリズモ ドイツとオーストリアのオペラ ヴァーグナー以前/未来の芸術作品−−ヴァーグナーの仕事 ヴァーグナー以後−−R.シュトラウス 歌曲−−詩とピアノの出会い シューベルトによるリートの確立 リートの発展と各国への広がり [第3節]国民楽派とロマン派の黄昏 国民楽派/ロシア、東欧、北欧 フランス、スペイン、イギリス ロマン派の黄昏/R.シュトラウスとマーラー [第4節]近代の音楽−−枠組みの変化と多中心化 20世紀とい時代 第1次世界大戦までの音楽 「調性」からの解放−−印象主義と表現主義 「リズム」の解放とノイズの音楽−−原始主義と未来主義 西欧の外へのまなざし 両大戦間の音楽 新古典主義の音楽/12音技法の確立 ジャズとキャバレーの音楽 社会の動きと音楽−−ソヴィエト連邦、そしてナチス・ドイツ [第5節]現代の音楽−−そして新たなる「音楽」への問いかけ 戦後音楽の再出発 前衛音楽の時代 前衛音楽の始まり−−総音列主義(トータル・セリエリスム) 「管理された偶然性」 その他の前衛−−それぞれの道 アメリカ実験音楽とミニマル・ミュージック アメリカ近代−−実験音楽への道のり ケージと「偶然性の音楽」 図形楽譜とミニマル・ミュージック テクノロジーと音楽 アジアと日本の現代音楽■