ヨーロッパ古着 古着 LODEN COAT ローデンクロス ロングコート ステンカラーコート ウールコート ユーロヴィンテージ
1980年代、イタリア製のローデンコートになります。 カラーはグリーンです。 このコートは元々オーストリア貴族が着用していたハンティング用の防寒コートでロング丈でマントのようなAラインシルエットです。 8世紀後半より街着として流行し、特に大陸ヨーロッパ(主にドイツ、オーストリア、フランス、イタリアなど)では現在でも非常に人気のあるオーバーコートです。 襟元はレギュラーカラーになっています。 滑らかで高級感のあるローデンウールが、エレガントさを感じさせます。 猟銃を撃ちやすいように作られたフローティングショルダーは特徴的な袖付けです。 サイドポケットは斜め口のポケットになっています。 ローデンの語源は中部ドイツで用いられた
ローダ
という言葉で、祖毛のウール生地のこと。冬場には温かく、気温上昇時には温度を下げるサーモスタットの役割を果たす天然高機能素材です。 生地はチロリアンの老舗メーカーMoessmerのローデンウール(ウール80%/アルパカ20%)を使用しています。 袖口には飾りのストラップが付いています。 背面は大きく広がるインバーテッド・プリーツが独特です。 サイドポケットの脇にスルーポケットが付いていたり、脇の下を縫い付けないことにより肩周りの可動域を広く取り猟銃を構えやすくする構造になっています。 ヨーロッパの上流階級では必ずと言っていいほど冬の定番コートのひとつとなっています。ドレスコードのあるヨーロッパの習慣に中でTPOを選ばずに着用可能な唯一のコートと言われています。 こちらがタグになります。 〜Moessmerとは〜 モエスマー社は、北イタリアに位置し、南チロル地方のプステリア渓谷の美しい大自然のもとに小さな職人企業として、1,894年創業されました。 当初は、ローデンクロスというチロル地方の紡毛織物で独自の技術でしっかりと縮絨された防水性と防風性に富んだ生地のみを生産しておりましたが、現在ではその技術をもとに、北イタリアのブルニコという小さな町で48,00平方メートルの敷地の中で約130人の従業員を有し、年間生産量約800,000メートルを誇るメーカーにまで発展を遂げました。 原毛の絨毛、紡績、染色、織り、仕上げに至るまで自社出完結できるヨーロッパでも数少ない一貫紡の生地メーカーです。 古くは、ハプスブルク王朝御用達の生地メーカーであり、現在ではルイ・ヴィトン、アルマーニ、プラダなどナショナルブランドからも絶大な信頼を得ております。 着用イメージ 身長 171㎝ 体重 58kg お探しの方いらっしゃいましたら、この機会に是非いかがでしょうか。 商品詳細 素材 ローデンウール(ウール80%/アルパカ20%) サイズ●表記サイズ 48(実寸サイズを参考にするとL相当)
●実寸サイズ(多少の誤差はご了承下さい) 着丈 約111㎝(襟の付け根から裾までの直線) 身幅 約65㎝(脇下の直線) 肩幅 約48㎝(肩先から肩先までの直線) 袖丈 約66㎝(袖の付け根から袖の端までの直線) 状態 状態はUSEDですので程よい使用感はありますが全体的に綺麗な状態です。 注意書き 画面上と実物では多少色具合が異なって見える場合もございます。ご了承ください。