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■イタリアの「テクノモデル」1/18新作として、1971年にマーチ・エンジニアリングが投入したF1マシーン「711」のバリエーションが登場します。711はマーチのエンジニア、ロビン・ハードと空力スペシャリストとして高名なフランク・コスティンが共同で開発したもので、外観上最大の特徴は二次大戦時のイギリス戦闘機スピットファイアの丸い主翼形状を雛形にしたと伝えられるボディ別体式のフロントウィングでした。エースとして711のステアリングを握ったドライバーは当時の若手ホープ、ロニー・ピーターソン。ロニーは2位に4回、3位に1回入賞する大健闘でスチュワートに次ぐドライバーズ・ランキング2位となります。今回のモデル化では、スチュワートに肉薄する走りで存在感を見せつけたモナコGPでのロニー仕様、オーストリアGPに於けるニキ・ラウダのF1デビュー戦仕様、フランク・ウィリアムズが購入し、アンリ・ペスカロロが操縦したPOLITOYSスポンサード仕様、最高速最優先故に特徴である空気抵抗となるフロントウィングを外して出走、僅差で2位入賞を果たしたイタリアGP(モンツァ)に於けるロニー仕様の4種類をご用意致しました。