ワイン名 Amarone della Valpolicella / Luigi Righetti ワイン種別 赤ワイン ブドウ品種 コルヴィーナ・ヴェロネーゼ、ロンディネッラ、モリナーラ 生産者 ルイジ・リゲッティ 産地 イタリア・ヴェネト 原産地呼称 DOCGアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ アルコール度数 15% 容量 750ml その他備考
●陰干しした葡萄を使ったパワフルなワイン! D.O.C.ヴァルポリチェッラの法定収穫量は120hl/haですが、80hl/haに制限しています。 さらに陰干しするため、実際ワインになる量は30〜35ha/hlでしかありません。 18軒の契約農家から最良の葡萄を買っています。 2月までアパッシメント(陰干し)した葡萄を使用しています。 気温が低く偶発的には醗酵が始まらないため、まず少量を人工酵母で1ヶ月程醗酵させます。醗酵が始まり、温度が上がったところで、より多くの果汁にブレンドして、また1ヶ月程醗酵します。 さらに多くの果汁にブレンドし、醗酵させて3回目で終わります。 葡萄の糖分が多く、残糖が5gほど残ります。 その後5000Lのフレンチオークの2年樽で15ヶ月熟成しています。そのためアルコール度は高く、パワフルなワインになっています。 やや濃いガーネット色、アマローネ独特の個性的な強く甘い香り、強いだけではなく果実味とタンニンとボリュームのあるアルコールが見事に調和しており、すばらしいワインとなっています。 生産者のリゲッティいわく、アマローネを飲む時にはパルミジャーノがベストと言っていました。
●もはや高級ワインと言っていい「アマローネ」が750mlで3,000円台!
●ここまでコスパに優れる逸品は、決して多くはないのでお見逃しなく! 意図的にブドウを乾燥させる事で糖度を高める という手法は、昔から受け継がれる先人の知恵であり、現在も用いられている醸造法です。 フランスではジュラ地方において、藁やスノコの上で乾燥させたブドウを使う ヴァン・ド・パイユ(藁ワイン) が有名、イタリア・スペインなどでも、この製法による伝統的なワインが生産されてきました。 特にイタリアでは、陰干しして乾燥させたブドウを用いたワインが豊富にあり、DOCGに認定された銘柄も多く存在しています。 こうした「陰干しブドウ」のワインは、その多くが高い糖度を活かして甘口ワインに仕上げられ、 パッシート とか レチョート と呼ばれています。 一方で、この 豊富な糖分を持つ陰干しブドウを使いながら、辛口タイプに仕上げる という醸造法も存在します。 ご存知の通り、発酵の際に酵母の働きによって糖分がアルコールに分解されるのですが、通常より糖度が高い陰干しブドウを使えば、その分 アルコール度数が高く飲み応えのある辛口ワイン を造る事ができるんです。 こうして造られるワインは アマローネ と呼ばれてきました。 この製法から、アマローネは香りや味わいに他のワインに見られない 独特の個性 があり、陰干しによる凝縮感、高いアルコールはブランデーを思わせるような物もあって、今や 世界中で人気の銘柄に! しかしながら、同じ750mlの辛口赤ワインを造る場合を考えると、乾燥させて凝縮したブドウは通常より多くの果実が必要になる為、 収穫量の面でだいぶ減ってしまう 事になります。 さらに多くの手間もかかる為 価格は高くなりがち であり、優良な生産者やバックヴィンテージのアマローネは 10,000円を軽く超える物も…。 もはや高級ワインと言ってもいいアマローネ、しかしこうした状況の中で当店は、 秀逸な出来栄えを持ちつつも、十分に手の届く価格 という、 胸を張ってオススメしたいアマローネの逸品 を発見しましたのでご案内致します! 生産者は ルイジ・リゲッティ、 ヴァルポリチェッラ・クラシコの中心にあり、80年以上前から「傑出した生産者」と呼び声の高い、家族経営のワイナリーです。 ここの特徴は何と言っても、 トップクラスのヴァルポリチェッラの生産者と同レベルの品質で、価格は常に2〜3割安いというコストパフォーマンス、 なんでも現オーナーはとってもおおらかな性格の為、よくある蔵出し価格の値上げなども全くしないのだとか! 中でもオススメなのが アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ! DOCヴァルポリチェッラの法定収穫量は120hl/haまでですが、陰干しする為ただでさえ多くのブドウが必要なことろを 80hl/haにまで制限、 乾燥した後に実際ワインになる量は わずか30〜35ha/hl にしかなりません。 こうした努力はより一層の凝縮感を産み、 アマローネ独特の個性的な強く甘い香り、強いだけではなく果実味とタンニンとボリュームのあるアルコールが見事に調和し、わずかに上品な甘味が後味に感じられる素晴らしいワイン として完成しています! 輸入元様によると、1997年にヴァルポリチェッラのワインを探していたところ、良い物は全て法外なまでの価格であり、あきらめかけたところにルイジ・リゲッティと出会えたのだとか。 その結果として現在まで続くロングセラーとなっているようですが、価格の高いアマローネでありながら、 手抜きなどは決して考えられない秀逸な味わいでなおかつ3,000円台で販売できる という事実を考えると、その理由は当然かもしれません!