モスカートの搾り滓から造られ、オレンジなどのフレッシュなフルーツや、バラ、セージやコリアンダーの華やかな香りを楽しめるグラッパ。
※当店はワインのヴィンテージ、エチケットデザインの管理は行っておりません。 ヴィンテージに関しましては都度お問い合わせください。 瓶の形、エチケットデザインは予告なく変更になる場合があります。 --------------------------------------------- モスカートの搾り滓から造られ、オレンジなどのフレッシュなフルーツや、バラ、セージやコリアンダーの華やかな香りを楽しめるグラッパ。冷蔵庫で冷やしてもお楽しみいただけます。
Grappa di Moscato 700ml
●産地: イタリア/ピエモンテ州
●内容量: 700ml
●生産者:マローロ
●タイプ:ブランデー
●品種: モスカート
●アルコール度数:42%
●醗酵・熟成: 醗酵:― 瓶熟成:3カ月以上
●キャップの仕様: プラスチックコルク
★★ ワイナリー情報
★★
Marolo/マローロ
テロワールを表現するグラッパ。 緻密な職人技と樽熟成が生み出す美しき蒸留酒。●ピエモンテ州の小さな蒸留所 ピエモンテ州、アルバの中心地から北に4km程、サンタ・テレザにある小さな蒸留所。1977年がファーストリリースで、現オーナーのパオロ・マローロ氏が立ち上げました。趣味から始めたグラッパ造りはやがて高品質すぎるグラッパを生み出し、世界中にその名を広めていくことになります。エリオ・アルターレ、ジャコモ・コンテルノ、アルド・コンテルノ、オッデーロ、プルノット、パオロ・スカヴィーノ、アゼリアといった友人でもある有名生産者から集めた高貴品種の搾りかす(ヴィナッチャ)を新鮮なうちに蒸留し、今までにない手法で香りを最大限に引き出したグラッパはテロワールを表見することを可能にしました。世界的に高い評価を受け、それまでは珍しかった樽熟成のグラッパでウイスキーラヴァ―をも魅了します。
●卓越した技術力と情熱、マローロの創設者、パオロ・マローロ氏 趣味でグラッパ造りを始めたオーナーのパオロ・マローロ。当時、グラッパといえば安物の存在で、酔うためだけに存在していた、と言っても過言ではありません。そんな時代にパオロ氏は「造るなら最上級のものを」との思いでグラッパを研究し始めます。そこでたどり着いたのがベン・マリーという蒸留器。これは一般的にはオー・ド・ヴィーで使用されていた蒸留器で、香りを引き出すには最適と判断しました。当時グラッパでは使用されておらず、ここからマローロのグラッパの唯一無二の存在が確立されていきます。 また、地理的にも恵まれていたパオロ氏は、身近にいる有名なバローロの生産者から原料であるヴィナッチャを手に入れることができます。その最高な原料の良さを地理的にもイタリアで最も有名なワインの生まれるエリアであることから、パオロ氏が 卓越した技術力と情熱の持ち主でグラッパの繊細なアロマと味わいのハーモニーを見事に表現。グラッパの編曲家のような存在として知られています。 グラッパの原料に拘り、産地の個性や収穫年などを尊重しつつ純粋な味わいを表現する事に重きを置いています。マローロのグラッパが最初に生産されたのは、1977年。当時、古めかしく、田舎っぽい印象を持った酒であるグラッパを、洗練されたものに昇華させたいという強い思いからパオロ・マローロ氏は蒸留を始めました。当時から、高貴品種の絞り滓が、グラッパの品質が向上されると目をつけ拘りのグラッパを造り続けています。
●グラッパの原料となる搾り滓への拘り マローロの蒸留所は何より使用するブドウの絞り滓の鮮度にこだわり、あらゆる地域のワイナリーと近しい関係を持つことを大事にしています。蒸留所にはベン・マリー(bain marie)を呼ばれる単式の蒸留器が2台備わっており、一つは白ブドウの絞りかす用、もう一つが黒ブドウの絞りかす用になっています。大量のグラッパを造ることは出来ませんが、使用している品質の高い搾り滓の個性を的確にとらえることが出来ます。
●職人技の光るマローロのグラッパ造り マローロの蒸留所は機械化されておらず、グラッパ造りは蒸留器を扱う人にかかっています。マローロでは製造段階すべてのプロセスを人の目で慎重にチェックします。パオロ氏の緻密な職人技をもって絞りかすと向き合い、それぞれの特性を表現していきます。マローロのグラッパは長年の知識と情熱によって支えられておりブドウの持つ特徴を余すことなく表現しています。
●樽熟成によって姿を変えるグラッパ マローロのグラッパの特徴の一つに洗練された樽熟成があります。彼らは樽熟成のグラッパの先駆的存在でラインナップの中には、バローログラッパの9年、12年、15年、20年、27年熟成、そしてモスカートグラッパの5年熟成があります。12年まではオーク樽の中で寝かせ、その後はアカシア樽へ移し、さらに寝かせる手の込んだ造りをしています。アロマはエレガントに、色は琥珀に仕上がります。パワーと厳格さ、そして対照的な複雑さのコントラストがマローロのグラッパの個性となりました。香りも味わいも卓越したものとなり、コニャックやウイスキーにも全く劣ることない品質だと自信をもっていますが、日々研究を続ける熱心な造り手です。